翻訳横丁の裏路地

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95%より85%で速い翻訳!?

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2月11日にIJET23のプレイベントとして、大阪セミナーが開催されたが、その中のプログラムに「第二部:まずは年収500万!~いま、エージェントとの付き合い方を考える~」があった。

このパネルディスカッションは、昨年、大阪で開催されたプレイベントで、私がパネリストとして出席したパネルディスカッションのリベンジ版と言う位置付けらしい。

今回のパネルディスカッションの内容は、有志により実況ツイートされていた。

とても興味深く拝読したのだが、そのツイートの中に「95点で遅い人より85点で速い方が使える」というツイートがあり、Twitter上で翻訳者さん達から様ざまな反応が出ていた。

発言された翻訳会社の社長さんの本意は、ブログに書かれているので、参照されたい。

私は、このツイートを読んだ時、「その通り」と思った。実務的には、そういう選択になるケースが比較的多いからだ。決して、発言の意図は「質を落としても、速い方がいい」という事ではないと思う。質に関しては、案件により要求される品質にバラツキがある。その85%なり95%が、そのバラツキ範囲内での差と解釈した方がいい(手離れの良さの差はあるが)。使い物にならない質のものは、どこまで行っても駄目なのだから。

そう考えた場合、設問は多分「質が同じ翻訳者で、速い人と遅い人なら、どちらを取るか?」と言う形に変えた方が分り易い。

答えは明らかだろう。

速くて正確。そんな翻訳者さんがいたら、やはり欲しい。多少、コストが高くとも欲しい。内部でのチェックや修正工数が削減されるのだから、当然だろう。つまり、質は当然の事として、スピードも、翻訳者にとって大きな付加価値となる。

概ね納期に厳しい案件が多い昨今、スピードは翻訳者さんを判断する上での大きなファクターになりつつあると思う。

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付録

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作成者: Terry Saito

某社翻訳部門の中の人です。 詳細は、以下のURLよりどうぞ。 https://terrysaito.com/about/

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