翻訳横丁の裏路地

We can do anything we want to do if we stick to it long enough.

お願いします。(何を?)

1件のコメント


これを読んで、何をいったい、宜しくお願いされているのだろう?と思ったのは私だけ?(笑)
トイレットペーパーを一杯流してあげようか?なんて思ってしまった。
「一度に多量のトイレットペーパーを流すと故障の原因となります。」で良いのではないかと思った。もしくは「故障の原因となりますので、一度に大量のトイレットペーパーを流すのはお止めください。」のほうが良いかな?

この例は別として、「よろしくお願いします」は、いろいろな文書で登場し、例えばコレポンレターの原稿などに良く登場するのだが、「依頼」「要求」の対象を明確に言及することを避けたくて「お願いします」という言葉でごまかしているケースが結構多い。また、書き手が自分の書いたことに対して責任回避したくて乱用しているケースもあったりする。(ハッキリ言って、その思考がずるい)
翻訳するときに困るのだが、前後関係を汲み取って明確に書くと「そんなにハッキリ書かないでください」という顧客からのトンチンカンなクレームが付くことさえある。だからといって、字面で翻訳しては相手に全く伝わらない。インハウスで翻訳をやっていた頃は、この「お願いします」の取り扱いが本当に悩ましかった。

どちらにしても、インハウス時代は、原文の意図を汲み取り、訳文に明確に表すようにしていたと記憶している。

作成者: Terry Saito

某社翻訳部門の中の人です。 詳細は、以下のURLよりどうぞ。 https://terrysaito.com/about/

お願いします。(何を?)」への1件のフィードバック

  1. 日本語そのものの問題と翻訳の問題とを混同しているように思います。この日本語はこれ以上あまり直しようがありません。一刀両断の下に切った場合にどうなるかは翻訳会社、クライアントとの関係の話で、日本語には責任はないと思います。「ご理解とご協力をお願いします」はいい加減なんとかしてほしいですが。