翻訳横丁の裏路地

We can do anything we want to do if we stick to it long enough.


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Facebookページの宣伝効果とは

Facebookにページをお持ちの方はご存じだと思いますが、ページ投稿に「投稿を宣伝」というボタンが現れますよね。

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このボタンを押すと、その投稿を有償で宣伝できるのです。

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書類審査前、不合格です。

フリーランス翻訳者を登録する場合、まず、書類審査から始まるわけですが、その書類審査に至る前段階でマイナス点となる方がいます。

  • 募集要項や募集条件を、ちゃんと読んでない。
  • 送ったメールを良く読んでない。
  • 履歴書や職務経歴書の内容に間違いがある。
  • 自分の落ち度は疑わず、自分勝手な判断でクレームめいたメールや電話をする。
  • 職務経歴書の内容が少なく、翻訳の経験が把握できない。
  • 逆に、的を絞らず過去の翻訳事例などの情報を大量に記載した書類を送付してくる。

送付した文書や説明を読んでいない人を時々見掛けます。読めば書いてあることを質問するとか、指示と全く違うことをしてしまう。そんな出来事から想像してしまうのは、翻訳の仕事を頼んでも「翻訳指示をちゃんと読まないのでは?」とか「ひょっとして日本語の読解力が低いのではないか?」といったこと。これは翻訳学校でも教えられる事らしいので、翻訳者として基本なのでしょう。

履歴書や職務経歴書は、唯一の自己PRツールです。その情報に間違いがあることに気付けないということは、翻訳物の間違いにも気付けないと思われるかもしれません。そもそも、事前に準備してあるのでしょうから、そこに間違いがあるのが不思議です。また、使い回している場合、募集分野などを吟味して、情報の追加削除をした方が好ましいですが、何も考えずにそのまま利用したために募集分野はあまり得意じゃないんだという印象を与えてしまう可能性もあります。また逆に、あまりにも情報があっさりし過ぎていて、翻訳の経験が把握できないというケースもあります。職務経歴書を見ていると、その方の本気度や意識、物事に対する姿勢のようなものが垣間見えるものです。

最悪なのは、何かトラブルがあった時に最初から相手に落ち度があるかのごとく、クレームめいたメールや電話をすることです。これからビジネスパートナーとして良好な関係構築が必要なのに、それを初めから放棄しているように映ります。また概ね、そのような問合せの内容は、自分のすべき確認もせずに自分勝手な判断によるものだったり、自分の単純なミスが原因だったりする場合が多いです。時々あるのは、システム的な問題での連絡です。問題の切り分けや責任の切り分けのできない方や、ITに弱い方に多いようです。普通にやればできることなのにトラブルになる。他の方は出来てるのにできない。そして自己解決できない。それだけで、何かのトラブルで納品できないとか、余計なサポートに時間を費やされるような事態を想像させてしまいます。

どちらにしても、まずは自分が間違っているかもしれないという意識で言葉を選び、連絡をした方がいいでしょう。


進化しているSNS名刺

昨日、東京ビックサイトで開催された第25回 英日・日英翻訳国際会議の基調講演に行ってきました。

会場では、久し振りにお会いする方や、SNSで繋がってはいるものの実際にお会いするのが初めての方など、短い時間でしたが多くの方とお会いする事ができました。初めてお会いする方とは当然名刺交換をする訳ですが、既にお会いした事のある方も「名刺が新しくなったんです」と新調された名刺を頂きました。

帰宅して名刺を整理をしながら眺めていると、最近頂く名刺の違いに感心させられます。私がSNSを積極的に利用し始めた4年前に頂いた名刺と、最近頂くSNS名刺ではデザインの差も大きいですが、そこに記載されている情報にも大きな違いがあります。特に新調された名刺を下さった方の新旧名刺を比較すると、その差に時代を感じます。

昔はまだSNS名刺という考え方もなく、ビジネスで使用している名刺をそのままSNSコミュニティへも流用しているというスタイルでした。デザインも名刺然としているし、肩書き、名前、住所(!)、電話番号が羅列されているというスタイルです。

SNS名刺の必要性やその内容については拙ブログでも記事にしていますし、他の方もブログ記事にしていますが、そういった情報が徐々に浸透してきたのか、その方のSNSアカウントやブログへ導く情報が記載されていて、SNSコミュニティとの繋がりを強化する役目をしっかりと持ったものが多かったです。これはとても良い事だと思うのです。

SNSがネットワークのハードルを下げてくれたお陰で、今までネットワークに関わりを持たなかった通訳者や翻訳者がSNSへ参加して横の繋がりを持つ機会を持てるようになりました。イベントでの出会いとSNS名刺は、そういったオンラインでの繋がりを現実の世界の繋がりとしてさらに強化してくれます。今までは各個人が「個」として情報収集し判断し、エージェントやクライアントと対峙しなくてはならなかったですが、今や通翻クラスタ・コミュニティの横の繋がりを利用して、情報交換・意見交換する事で我々自身を賢くし、あたかも「集合体」として対峙できるようになってきていると思います。

そう言う意味で「つながり」をより強く確かなものにしてくれるSNS名刺は、ツールとして真面目に考えて行きたいものだという思いを改めて強くしました。

この機会に、皆さんも頂いた名刺を一枚づつ眺めながら、自分の名刺と何が違うのか、良い点は何か?、悪い点は何か?を考えながら見てみると面白いと思います。


大イベント前にやっておこう

いよいよ、今月21, 22日に IJET-25 TOKYO が開催されますね。出席を予定されている方も多いと思います。

こう言ったIJETとか翻訳祭など、多くの同業関係者が集まるイベントのひとつの魅力は、ネットワーキングです。日頃SNSで繋がってはいても会うことのない、会うことのできない翻訳者さんや翻訳関係者の方々と親交を深める良いチャンスでもあります。

このネットワーキングを、より効果的なものにするために以下の事をお勧めします。

1. イベント開催の2〜4週間前から、SNSのアイコンをご自身の写真に変える。

期間限定で顔を公開し、参加者に覚えてもらう事で、当日の対面で認識され易くなり、その後のコミュニケーションもスムースです。何よりも良いことは、相手の方から自分を認識して貰える事です。知らない人ばかりの中で自ら声を掛けるのはなかなか勇気のいる事ですよね。そんな気苦労が少し減るわけです。

Twitterのような不特定多数が閲覧するサイトでの自分写真の公開はリスクをよく考えて行う必要があります。よく分からなければやめましょう。ただ、公開範囲を限定できるFacebookなどでは、アイコンを自分写真へ変える事を考えてみると良いですね。

自分写真には踏み込めない…そんな方は、アイコンのままで良いですが、人の記憶に残るアイコンにしましょう。例えばシンプルな図柄なれどご本人の特徴が表現されているとか、ご自身の似顔絵などは結構効果的です。

2. SNSのアイコンを入れたSNS名刺を作りましょう。

ビジネス用名刺とは別に、SNS名刺を作りましょう。名刺は、あなた本人とSNS上のあなたを繋げる大切な情報リンクとなります。イベント後に名刺を見て「あぁ、あの人だ」と思い出して貰うには欠かせないものですね。

この辺りの考え方は、過去に以下の記事を書いていますので、参考にして下さい。

名刺って役に立ってるの?
イベント参加に先駆けてSNS名刺を持とう
Twitter名刺は必需品

翻訳横丁の裏路地を「名刺」で検索

私は二年前から全てのネット上のアイコンを自分の写真に統一し、業界紙へ記事を載せて頂く際も同じ写真を使って頂いたり、名刺の写真も同じものを使っています。それ故に皆さんの認知度は高く、イベントでは声を掛けて頂く事が多くなりました。有難い事だと思います。

私は6月20日のIJET前夜祭と、21日のIJET基調講演のみ参加する予定です。会場で私を見掛けましたら、お気軽に声を掛けて下さいね。

では、IJET-25でお会いしましょう。


JTF翻訳祭:SNS活用で翻訳をステップアップ 〜SNS繋ぐ絆と知恵〜

ご報告が遅くなりましたが、第23回JTF翻訳祭に参加して参りました。トラック6セッション4を担当させて頂きましたが、パネルディスカッションのモデレーターとは、こうも難しいものかと再認識した次第です。

トラック6セッション4 パネルディスカッション
「SNS活用で翻訳をステップアップ 〜SNS繋ぐ絆と知恵〜」

ご登壇頂いたパネリスト
小林 晋也(こばやし・しんや)さん
技術翻訳者
長尾 龍介(ながお・りょうすけ)さん
英日・日英デジタルゲーム翻訳者
上林 香織(かんばやし・かおり)さん
医薬翻訳者・メディカルライター

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セッション冒頭でもご紹介した通り、翻訳分野も様々、居住地も広島、大阪、東京と様々な翻訳者さんにパネリストをお願いした事で、発言にも幅が出たと感じます。

パネルディスカッションの内容は、JTF翻訳ジャーナルの次号で報告されますので、ここでは割愛します。ここでは、セッション終了後に聴講された方から頂いた感想などから、少し補足したい点を記したいと思います。

SNSの利用に関して、それぞれがそれぞれの目的を持って利用し、その使い方も様々なフェーズにあり、その違いにより我々のセッションの意味も違ったものに受け取られただろうと想像します。
セッション後に見聞きした反応を見る限り、我々が対象としていた層の方々にはメッセージがちゃんと届いていたようです。
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初めてSNSにアカウントを取って利用し始めた方や、止めていたSNSを再開された方など、セッション後に実際に自らの行動に移された方の話を聞きました。この先、多少の悩みが生じると想像されますが、上手く道具として使いこなして自分のものにしてくれたらなと思います。

頂いた感想やコメントから、SNS利用におけるある共通した「悩み」の様なものが感じ取れます。
それはSNSとの距離の取り方のようです。使い方によっては、参加するコミュニティとの距離の取り方も関係あるでしょう。

セッション最後に述べた通り、「SNSはツールです。」そう、「単なるツール」くらいに割り切った方がいいと考えています。そう言う理解の上で、どう使うかを考え、自分に合った使い方をすれば良いでしょう。決して、他人の使い方に左右される必要はありません。

翻訳関係者の発信する情報収集を目的に利用する「だけ」でも構わないと思います。
他の翻訳者さんとのコミュニケーションを目的に利用しても良いでしょう。ただ、その時に他人の書き込みに「必ず反応しなくちゃいけない」などと義務めいたものを感じるようなら、使わない方が良いでしょう。みんな、そこで疲れてSNSから遠ざかるのですから。そんな事のために使っている訳ではない筈です。悩んだ時や迷った時は「何故、私はこれを使っているのか?」と自分自身の目的を自問自答してみると良いと思います。

SNSは使い方次第で、仕事や生活、人生観など、色々な変化を自分にもたらしてくれます。上手に使って行きたいですね。

【参考記事】
JTFジャーナル:翻訳祭報告