いよいよIJET-29が今週末に迫ってきました。
私は土曜日のセッション「デモで見せます。私の翻訳チェック〜ツールの恩返し〜」で登壇します。
今回は講演のみで、IJETには参加しません。講演が終了したら、その日のうちに帰る予定です。
セッションの配布資料が事前に公開される予定だったのですが、それがかなわなくなったそうなので、どんな話をするつもりなのかを、ざっくりとここに書いておきます。参加要否を判断する材料にしてください。
投稿者: Terry Saito コメントする
いよいよIJET-29が今週末に迫ってきました。
私は土曜日のセッション「デモで見せます。私の翻訳チェック〜ツールの恩返し〜」で登壇します。
今回は講演のみで、IJETには参加しません。講演が終了したら、その日のうちに帰る予定です。
セッションの配布資料が事前に公開される予定だったのですが、それがかなわなくなったそうなので、どんな話をするつもりなのかを、ざっくりとここに書いておきます。参加要否を判断する材料にしてください。
投稿者: Terry Saito コメントする
気が付けば、8月19日に大阪ほんまかいで開催される「WildLight中級セミナー」まで、あと2週間となりました。
日時:8月19日(土) 13:00~16:30
詳しくは、ほんまかいブログまで
会場を広いところに変更されたそうで、お席にまだ余裕があるようです。
関西地区でWildLightセミナーを開催できる機会は非常に限られています。もし、WildLightに興味がありましたら、是非この機会をお見逃しなく。
今回も、大阪のほんまかいスタッフが手厚い技術サポートをしてくれています。中級セミナーといいながらも、初級講座の部分を独習する勉強会を開催してくれたり、中級講座開催日の午前中にも、無料の準備会を開催して、WildLightのインストールを手伝ってくれます(初めての方でも参加できるということですね)。今回の中級講座は、手取足取りのセミナーになりますよ。最初に初級講座のおさらいをしてから、中級の内容に入っていく予定です。中身の濃いセミナーになりそうで、今から楽しみにしています。
投稿者: Terry Saito
来年 2015年2月28日に開催されるサンフレア・アカデミーの春のオープンスクールで、クラスを担当させて頂くことになりました。
内容は、拙作のワードマクロ「WildLight」を軸に、翻訳品質チェックの考え方と、それらチェックの支援にどうWildLightを使用するかを具体的なデモを交えて説明する予定です。また、翻訳作業にまつわる周辺作業の簡素化支援への適用もお話しします。
ご興味のある方は、お申し込み下さい。
投稿者: Terry Saito コメントする
投稿者: Terry Saito コメントする
先日お会いした特許翻訳者さんとの雑談の中で、WildLightを含めたツールの話をしていたのですが、「Trados上で使えるものってないですかね?」と言う話になり AutoHotkey の話題になりました。
その方はAHKの Hotstring という機能を使い、文書中に何度も登場する部品名称や表現の入力の簡素化とミス防止をしていると話されていました。
この Hotstring の機能は、単語や連語、文章などに略語を定義し、文書入力中にその定義した略語を入力する事で、登録した単語/連語/文章が置換されて入力される機能です。
例) ::gm::Good morning
gmと入力し、enterやspace、tabなど(AHKのヘルプ参照の事)が押されると Good morning と置き換わって入力される。
ただ、その翻訳者さんの悩みは、定義するごとに毎回スクリプトを開いて、入力し、リロードするという一連の流れが煩わしく非効率だという事でした。
そこで、自分の勉強のために自作してやろうと色々調べていたら、なんと!AHKのヘルプに既にそういう事ができるスクリプトが紹介されているではないですか!
このリンク先の最下位部に、そのスクリプトはあります。
【使い方】
[準備編]
1. 上記リンクにあるスクリプトをコピーし、テキストファイルに貼り付けて保存する。
2. 保存後、拡張子を .ahk に変更する。
これで、準備完了。
( 既にファイルにしたものを、ここに置いておきますので、ご利用ください)
[略語登録編]
1. 登録したい単語、連語、文章を範囲指定する。
2. WindowsキーとHキーを同時に押す。
3. 登録画面が現れるので、カーソル位置は動かさず、登録したい略語を入力してOKを押す。
[実使用編]
1. 登録した略語をタイプし、SpaceやTab, Enterキーなどを押すと、登録された単語/連語/文章が置換されて入力される。
具体的な使途はいろいろ考えられますね。機関や組織の正式名称を略語とともに登録しておくとか、メールフッターを登録したり、メールの書き出しの定型文を登録したり、翻訳での使用のみならず業務に関わるあらゆる入力の簡素化と確実性向上に役立てられると思います。
ちなみに、登録されたHotstringは全て、実行しているスクリプトファイルに追加されていきます。修正したい場合は、スクリプトファイルを編集すれば良いことになります。また、言語セットや文書種類などで定義を変えたい場合がありますが、その場合はスクリプトファイルをコピーして、別ファイルで運用すると可能です。
略語には半角英数字しか使えないようですが、置換語には2バイト文字を使えます。