日本人なら誰でも名前を知っているであろう某企業で社内翻訳に携わっている方から、メールで質問をいただきました。返信した内容を、少し形を変えてブログ記事にしておきます。
以前、私のブログ記事の中でも「企業内方言」という表現を使って書いたことがありますが、企業には、その企業の中でしか通用しない言葉というものが少なからず存在しています。辞書にない言葉であったり、辞書にあるけれど語義が違って使われていたり、なにかと社内で翻訳する人間の頭を悩ます言葉たちです。
そういった社内でしか通用しない用語を、用語集管理の中でどう取り扱うべきかというのが、質問でした。 続きを読む