翻訳横丁の裏路地

We can do anything we want to do if we stick to it long enough.


Web上の用語集をエクセルに取り込む

ネット上を検索していると、表形式にまとめられた用語集を良く見かけますが、検索性を上げるために、これを自分の個人使用目的に用語集として取り込みたい事が結構あります。Microsoft Excel には、「Webクエリ」というデータ取り込み機能があり、これを使うとエクセルに取り込むことができます。

ここでは、「英語雑貨屋」(http://www.rondely.com/zakkaya/)に公開されている用語集を例にして、取り込み方を解説してみます。

  1. エクセルを開く。
  2. Webクエリ
    「データ」→「Webクエリ」を選択する。
  3. 新しいWebクエリ
    すると「新しいWebクエリ」という画面が現れるので、「アドレス」に取り込みたい用語集が表示されるURLを入力して「移動」ボタンを押します。
  4. 取り込み画面のコピー
    取り込みたい用語集が表示されたら、各表の黄色背景の黒右矢印をクリックして、取り込み指定します。複数の表を指定する場合は、Ctrlキーを押しながらクリックしてください。
  5. 選択された画面のコピー
    選択されると、このような画面になります。全て選択が終了したら、「取り込み」ボタンを押します。
  6. どこに取り込むかのコピー
    すると、「データのインポート」という小さな画面がでますので、シートのどのセルから取り込むかを指定します。「Webクエリ」を始める前に選択されていたセルの情報が、デフォルトとして入るので、作業前に取り込みたい位置にカーソルを移動しておくと簡単です。位置を指定して、「OK」を押します。
  7. 取り込み結果のコピー
    指定したセル位置から、Webの用語集が取り込まれます。これを、取り込みたい用語集の表の数だけ継続すれば、全てエクセルへ取り込むことができます。
  8. この後、不要なものや行を跨いだ記述などを修正すれば、エクセル用語集として利用できます。私の場合は、これを GlossaryMatch へ入れます。
    GlossaryMatchのコピー
  9. さらに用語の整理と精査をして、最終的な形を用語集として保存します。こうしておけば、GlossaryMatchからWildLight用の辞書も容易に作成できるので、便利です。

エクセルのWebクエリでは取り込めないものもありますが、概ね表になっているものは、この方法で取り込めるようですので、試してみる価値はあります。

 

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翻訳フォーラム・シンポジウムへ行ってきました

昨日、翻訳フォーラムのシンポジウムに参加してきました。

詳細は、翻訳フォーラム・シンポジウム2014のホームページをご覧下さい。

Part 1「デイファイラーに触って試そう! 開発者と話そう!」

以前から欲しいと思いながらも、その価格から購入に二の足を踏んでいるデイファイラーですが、SIIの開発者を含めた3名の方が実機を見せながら説明をされました。これは具体的な使い方をイメージしながら機能説明を聞けた事と、目の前の実機を触って確認できたので、かなりありがたかったです。PASORAMA+機能を使ったPCとの連携のイメージもできました。

SIIの開発者の方が翻訳者の要望を聞くというのも素晴らしい事だと思いますね。これが製品に反映される事を切に願います。(「てにをは辞書を入れて欲しい」…とか要望が出ていましたね)

今回の説明を聞いていて、購入に二の足を踏んでいる自分に疑問を感じるようになりました。Part 2「辞書とコーパス」の説明や、Part 3「フォーラム式翻訳ワークショップ」の熱いやり取りを聞いていて、嫌が上でも「言葉」を仕事にしている事を意識させられました。いずれ買うつもりなら、投資タイミングを前倒しすれば良いだけです。購入決定です。

語学プロフェッショナルを対象とした DF-X10001の市場売価 64,800円と紹介されていたが、Amazon で実売価格 50,000円くらい。価格.com で調べても5万円程度。辞書単品で購入すれば相当額を投資する事になる事を考えれば、言葉を仕事にしている人間が投資をケチる金額でもないだろうと思うに至った訳です。

Part 2「辞書とコーパス」

このパートは Ustream にて放送され録画が公開されていますので、上記の翻訳フォーラム・シンポジウム2014のリンクから辿って、ご覧下さい。

Part 3「フォーラム式翻訳ワークショップ」

事前に全く資料に目を通せてなかったのですが、それでも「見学」をさせて頂けたのはありがたかったです。原文からその情景や地理や色んなものを読み取り、想像し、検証し、考察し、そして何故その訳に辿り着いたのかなど、深い議論が目の前で展開されているのを聞いているだけでも刺激になりました。

翻訳ど真ん中な話しってなかなか聞く機会が無いので、本当に感謝でした。

 


[ワードマクロ] GlossaryMatch

用語集を Excel で作成している人が多いという事から作成した用語集シートの「GlossaryMatch」でしたが、その置換機能をWord版のマクロとして作成しました。(処理速度が速いので)

自分の仕事用に作成したものですが、他の人にも役立つ可能性があると思われるので、恥ずかしながら公開いたします。今回はアドインの形で供給いたします。

専用の固定ページを作成しましたので、そちらを参照してください。

GlossaryMatch

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コピペで辞書ひくな

先日、ある方がWebで英文を読んでいて調べたい単語が出てきたようで、PC上の辞書を立ち上げて調べ始めた。

そばでたまたま見ていた私は、彼の動作をボンヤリと見ていたのだが、ブラウザ上の単語をコピーして、辞書の検索窓にペースト、そして検索。

これが普通だよね。当り前と言うか、効率的な方法だと思う。でも、英語学習者がこんな事をしてたら、私は多分烈火の如く怒ると思う。

私のやり方は、調べたい単語は必ず辞書の検索窓に自らタイプして調べる。少なくとも、こう言うやり方をする事でスペルを頭に記憶し再生すると言う作業が必要になるからだ。

同じPC上での作業だと、ついつい楽な方に走りがち。ならば、別に電子辞書を準備して、それを利用すると有無を言わさずスペルを入力するしかない。

知らない単語との出会いを大切に。

いつもそんな風に周りに話している。その出会いを最上級の価値に高めるにはどうしたらいいか?を考えて、やり方を工夫すると、語学学習を効率化できるかもしれない。

大切なのは目的を間違えない事。

「意味を調べる」と言う事を目的にした場合、コピペで辞書をひく事が最善策となる。でも、それでは意味は分かっても身につかない。

語学学習者ならば、目的を「言葉を身につける」と言う高いところに常に置いて、方法を考えるべきだと思う。

辞書をひくたびにスペルアウトする癖をつけるだけでも、その単語を書いて覚えるのと同じ効果が得られ、より記憶に留まり易くなる。

コピペで辞書ひくな

なのである。

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流石に翻訳してる時は時間に余裕がない限りやらない。目的が違うところにあるからね。