翻訳横丁の裏路地

We can do anything we want to do if we stick to it long enough.


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EBPocket Professional は使える!

5月21日に開催された翻訳フォーラムシンポジウムにて、「ビジネス技術実用英語大辞典」の生みの親、海野夫妻が少しお話をされました。その中で、EBPockect Professionalというアプリを使えば、iPhoneやiPadで「ビジネス技術実用英語大辞典」を利用できるようになると紹介されていたので、私も早速購入して、iPhoneにインストールしてみました。

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お値段は600円。これ、かなりお安いと思います。最初から EDICT2 がバンドルされていることと、iPhoneの内蔵辞書が利用できるようになります。ちなみに私の登録辞書は、いまのところ、こんな感じ。

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まだ、手持ちの辞書をすべて転送していないのですが、すべて導入すれば、仕事に使っている辞書環境を持ち歩けるようになります。EPWING形式はもちろん、PDIC形式の英辞郎も導入できます。辞書の転送にFTPが使えるのも意外と便利。アプリの設定画面に「FTPサーバー」の項目があり、ここで「開始」を選択するとアプリがFTPサーバーの役目を果たしてくれるので、あとはPC側でFTPソフトを立ち上げてiPhoneへ接続し、辞書ファイルを転送するだけ。(ただ、iPhone側がスリープに入ると転送がエラーになるようなので、時々iPhone画面を触って起こしておく。)

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横向きにも対応していて、普通の辞書アプリのようです。非常に重宝しています。

もし、EPWING形式の辞書をたくさんお持ちなら、導入を検討してみては如何でしょうか?

 

 


SIIさんに提案 [便乗記事]

帽子屋さんが「# ということで、SIIさんに提案」と言う記事をブログに上げられたので、それに便乗して、私なりの提案を記事にしてみます。

SIIさんの電子辞書ビジネスからの撤退は、通訳者/翻訳者といった言語を扱うプロのニーズに合う製品を世に送り出してくれていただけに、個人的にも残念な思いでいっぱいです。

SIIの電子辞書ビジネスは、ピーク時に15%あったシェアが6%まで落ち込み、売上規模も半減。(情報ソース)
ただ、何故、シェアが落ち込んだのかはよく分かりません。価格競争負けしたのか、コンテンツ負けしたのか? Dayfilerを見る限り、後者の可能性は低いかと思います。

電子辞書市場縮小の背景として、スマホやタブレットの普及があると説明されていますが、今後、SIIの電子辞書コンテンツと検索技術を生かしたビジネスを展開するとしたら、ここだと思います。

そう、Dayfiler をスマホ・タブレット上でアプリとして供給して欲しいのです。そもそも Dayfiler はAndroid上で動いているのですから、簡単に実現できるはず。(それを見越してAndroidで動作させてたのではないかな?)

そうすれば、PCとの親和性も良く、PASORAMAもそのまま使用する事が可能になるでしょう。

ハードウェアを販売する限り、価格競争の波に飲み込まれる事になりますが、ソフトウェアコンテンツとして販売すれば、その機能の優位性からビジネスとして成り立つのではないでしょうか?

それに、スマホ・タブレットで動作する電子辞書アプリに、ここまで大規模な統合辞書環境を持ったものは、まだ存在していないと思います。今なら市場独占も夢じゃないでしょう。

SIIさんには、これからもプロを意識した電子辞書を継続して供給して欲しい。それが願いです。

SII Dayfiler愛用者より