久し振りに某翻訳関係者と雑談。使うべきはNMTじゃなく生成AIだよねという話で落ち着く。ツールとしての使いみちを考えたら、当然そうなる。
話を聞けば、翻訳会社が集まる某会議で生成AIのデモが行われ、関係者から口々に「我々の仕事が無くなる」というコメントが出たらしい。
まぁ、そうなるよね。
以前は「NMT+言語人材」という組合せで企業内の翻訳業務が奪われていたけど、いまは「生成AI+言語人材」という組合せで、さらに広範囲の文書が対象になってきている。生成AIを手懐けた人材がいれば、多くの翻訳業務が社内処理されることになるでしょう。(つまり外注されることはない)
取扱金額という視点でみると、大きな翻訳市場がAIにどんどん奪われているということなのだと思う。