翻訳横丁の裏路地

We can do anything we want to do if we stick to it long enough.


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オンデマンド配信が始まりました > #JTF翻訳祭

本日(10月1日)より、第35回JTF翻訳祭のオンデマンド配信が始まりました。

今年は、「『気をつける』から脱却するケアレスミス対策と品質保証の考え方」というタイトルで、私も登壇していますので、ご興味のある方はご覧ください。

なお、この講演では以下の資料を配付しています。

  • 配布用_2026年JTF翻訳祭講演資料
  • 翻訳・翻訳チェックのための生成AIプロンプト実践設計
  • ChatGPTによるローカルLLM評価
  • LM_Studio導入ガイドブック
  • LM_Studio_Bionic_導入マニュアル
  • LM_Studio_Bionic_翻訳・翻訳チェック実践活用ガイド
  • Dify導入ガイドブック
  • JTF日本語標準スタイルガイド第4.0版.md
  • JTF日本語標準スタイルガイド第4.0版_直接利用プロンプト.txt

私の講演内容には興味ないという方も、配信が始まりましたら、どうぞ配布資料を持っていってくださいませ。

どれもこれも生成AIに関する資料ばかりですが、これらの資料を見て、自分の生成AIの使い方と比較してみて欲しいのです。そして、果たして自分は生成AIを正しく評価できているかを考えるきっかけにしていただけると嬉しいです。


いきさつ

あまり外に対して書くことではないのだか、個人的な都合(いきさつ)を書いてみようと思います。

JTF理事を2022年に退任した理由は、実は家庭の事情によるものでした。故郷でひとり暮らしをしていた80代半ばの母親が癌を患い、手術をしたもののすべては取りきれず、薬事療法を続けながら共存していくという状況にありました。簡単にいえば、寿命が先か病気が先かという状態でした。症状と状況を見ながら看護・介護などの対応をしていくわけですが、事態によっては私自身が勤めを辞めて故郷に帰り、対応することも視野に入れていました。

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日本翻訳連盟の監事に就任いたしました

本日、6月8日に開催された日本翻訳連盟 社員総会にて選任いただき、監事に就任いたしました。

2022年に理事を退任して以来、4年振りにJTFと関わります。監事は理事とは大きく立場が違い、定款の第22条に記されているとおりで、理事会や会長が適切に法人を運営しているかを、独立した立場で監査する役員になります。

縁の下の力持ち的な立場で、サポートしていけたらと考えています。

今後とも、日本翻訳連盟をよろしくお願いいたします。


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仕事替え

翻訳者仲間と1年以上ぶりに会った。ひとりは5年以上ぶりだった。

近況を聞くと、翻訳をやめた人、やめようとしている人、少し仕事の形が変わったものの続けている人、とさまざまだった。

仕事替えをした人の主たる理由は、単価が下落し(その割に指示が多く)割に合わなくなってきたからというもの(映像翻訳)。もしくは単価が下がり、生活維持が困難になってきたため(ビジネス系翻訳)だった。(それぞれ別業種の勤め人になったそうだ)

また、翻訳の仕事をやめようとしている人は、産業系翻訳をやっていたが、機械翻訳が入り込んで仕事が減ったため、ゲーム翻訳などへ移行。しかし、最近生成AI導入の気配があり、同様に(本来の翻訳という)仕事を失う可能性が高くなってきたため、見切りを付けて翻訳から完全に手を引くという。

継続している人は、生成AIが下訳した訳文をファクトチェックや修正する仕事に変わったとのことである。

これが現実なんだろう。

AIが翻訳という仕事を奪い、形を変え、価値を下げているのは間違いない。

議論の中で意見が出たけども、AIによって(情報伝達型の)「翻訳という仕事の価値が、一般的な仕事と変わらなくなってきている。」というのは嘘ではないと思う。


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雑談と雑感

久し振りに某翻訳関係者と雑談。使うべきはNMTじゃなく生成AIだよねという話で落ち着く。ツールとしての使いみちを考えたら、当然そうなる。

話を聞けば、翻訳会社が集まる某会議で生成AIのデモが行われ、関係者から口々に「我々の仕事が無くなる」というコメントが出たらしい。

まぁ、そうなるよね。

以前は「NMT+言語人材」という組合せで企業内の翻訳業務が奪われていたけど、いまは「生成AI+言語人材」という組合せで、さらに広範囲の文書が対象になってきている。生成AIを手懐けた人材がいれば、多くの翻訳業務が社内処理されることになるでしょう。(つまり外注されることはない)

取扱金額という視点でみると、大きな翻訳市場がAIにどんどん奪われているということなのだと思う。