翻訳横丁の裏路地

We can do anything we want to do if we stick to it long enough.


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広島/大阪遠征:翻訳勉強会「十人十色」

翻訳勉強会「十人十色」の広島/大阪遠征に私も同行します。

5月21日に広島、22日に大阪の予定です。

詳細は以下リンク先のFacebookイベントページを参照下さい。

出張十人十色広島編
出張十人十色大阪編

当日、Ustream放送を試みますが、回線の細さのため、クリアな映像はお届けできないと思います。想像力を働かせてお聞き下さい(笑)

各地で皆さんにお会いできる事を楽しみにしています。


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JTF翻訳ジャーナル No.265 2013年5月/6月号

日本翻訳連盟の「日本翻訳ジャーナル」5/6月号が公開されました。

日本翻訳ジャーナル

ダウンロードしてお読み下さい。

今号から新年度版となり、私のコーナー「翻訳横丁の表通り」もテーマを一新して一年間進めて行きます。

今年のテーマは…「あなたの翻訳へのこだわり」です。

ミッションステートメント:

「翻訳横丁の表通り」には色々な人々が往来するようになりました。

このコーナーでは、翻訳者さん達に「翻訳横丁の表通り」に出店して頂き、自身が持つ翻訳への「こだわり」を記事にして頂きます。「想い」であったり「ツール」であったり、「翻訳方法」であったり「将来の夢」であったり、何が飛び出るかは執筆者の翻訳への「こだわり」次第。ちょっと立ち寄って、覗いていきませんか?

初号である今月号は、井口 富美子さんに「勉強、品質、自己管理」と言うタイトルでご寄稿頂きました。

役立つ情報満載ですので、是非お読み下さい。


1件のコメント

翻訳者よ、実名でブログろう!

SNSを題材とした物書きをしながら、色々と考えを巡らしているのですが、翻訳者にとってネット上で実名を晒す事は、果たしてマイナスなのでしょうか?

SNSをパーソナルブランディングのために積極的に使う通訳者・翻訳者さんは、当然実名を使っています。自らの名前をブランドとして前面に打ち出しているのですから当然ですよね。

では、そうではない通訳者・翻訳者さん達はどうでしょうか?

同業者とコミュニケーションできる程度でいい…と考えている人には、ネットで実名を晒すなんて飛んでもないと考える方が多い事でしょう。

遡る事二年前、翻訳者募集をした事があります。その時の事を思い出してみたのですが、募集戴いた翻訳者さんの情報を見て、一番最初に行った事は、Googleの検索窓に応募者のフルネームを入力し、検索する事でした。

目的は、ネット上にその方の情報が存在しているか?を確認し、その情報を読むためです。

最近は企業の人事が、新卒者採用時にネットで人物検索しているというあれと同じです。

私とネットで繋がっている方であれば、その方を多少なりでも知っている訳ですから、人物理解の参考になります。また、ネット上で実名を使っている方だった場合、例えば、ブログを持っていて、実名で記事を書いている方だった場合には、その記事からどのような方かが分かります。もし、翻訳に関するブログであれば、履歴書・経歴書では表現されない「プロ意識」を理解する助けになり、また、翻訳の実力を類推する事が出来ます。少なくとも実名で勝負している点は、信用できる人物かも?と言う評価に繋がるでしょう。

つまり、ありきたりで能面のような履歴書や職務経歴書では汲み取れない「どんな人なのか?」「信頼できそうか?」「どんな意識を持った人なのか?」と言う人物像を、ネットの情報から得ようとしています。

そういった情報がネット上に見られる応募者を他の応募者より優先するのは、考えて頂ければ分かると思います。

インターネットがここまで普及し、携帯電話やスマートフォンで誰でも検索できる今の時代に、昔ながらの履歴書・職務経歴書だけに依存する従来のやり方を踏襲しているのはナンセンスでしょう。

「ネット検索で見つからなければ、存在していないのと同じ」

良く聞く言葉ですね。今の時代、翻訳者も同じ事が言えるのかもしれません。仕事を得る上で、エージェントやソースクライアントとの接触が不可欠な翻訳者や通訳者にとって、ネット上で実名を使って活動する事のメリットは大きいと思います。

こんな実例があります。ある応募者は、自己アピールにご自身のブログのURLを書いておられました。勿論、アクセスして読ませて頂いたのですが、しっかりと実名でブログを書いておられました。ブログ記事から読み取れたのは、ある分野の知識にとても明る事。翻訳品質を確保するための仕掛けを色々と生み出し、実践されている事。勉強に余念が無いと言う事。そして、TRADOSに精通している事でした。

他の応募者は後回しにして、この方に即座に連絡をつけたのは想像できると思います。

逆にマイナス評価になる場合があるのでは??と心配になりますか?
そんな方には逆に質問したくなります。「マイナス評価になるような事をネット上でやっているのですか?」

少なくとも実名を使うとしたならば、自分にマイナスとなるような間違ったことはやらないでしょう?

プライバシーに関する情報を出す時には注意が必要になりますが、通訳者・翻訳者さんは実名でのネット利用が意外なところで有利に働くのだと言うことを知って欲しいと思います。

皆さんも、実名でブログを書きましょう。


オン茶会をしましょう

以前、Twitter上で呼び掛けた「オンラインお茶会」、略して「オン茶会」。

そのオン茶会のグループをFacebookに作り、今月より少しづつですが、オン茶会を始めました。

この「オン茶会」は、Google Hangout を使って、オフ会をバーチャルにオンラインでやろう!と言うのがコンセプトです。

オフ会の良いところは、お互いの顔を見ながら、深い色々な話ができるところ。普段、オンラインでは聞けない、言えない話が話題に出る。例えばレートの話、ブラックなエージェント話、仕事のちょっと困った事の相談、そして恋バナ?(笑)

そんなコミュニケーションの場をGoogle Hangout のオンライン上に作るのが「オン茶会」です。

この「オン茶会」の良いところは、時間と距離を超越できるところ。先日のオン茶会では、関西地方、中国地方、そしてカナダ在住の方とお話をしました。

海外の方もそうですが、地方在住の方達とも手軽にあたかもお会いして話をしてるような深いコミュニケーションを取れるのは、とても素敵な事です。
なかなか都市部で行われるイベントには出掛けていけないとか、小さなお子さんを抱えていて出掛けられないと言った方達にも、インターネットとPC(スマホでもOK)があれば通訳者や翻訳者の仲間達と会って話ができる。

そんな場が作れればと思って立ち上げたのが「オン茶会」です。

会の目的から実名主義です。グループをFacebookに作ったのも、それが理由です。

貴方も参加しませんか?

Facebookからグループへの参加申請して下さいね。

〜〜〜〜〜〜〜
オン茶会でお話しさせて頂いた方達から、色々な刺激を頂いています。あまり考えた事もない考え方を教えて頂いたり、新しい世界を垣間見せて頂いたり、自分も頑張らねばと言う思いにさせて頂いたり。

人と接する事は自分にないものを知る良い機会になりますね。お話をさせて頂いている方々には、本当に感謝です。


名刺って役に立っているの?

イベントやオフ会で、多くの翻訳者や翻訳関係者とお目に掛かり名刺交換をしていますが、時々、いただいた名刺を眺めながら「う〜ん、どんな方だったっけ?」と思い出すのが難しいことが多いです。

まぁ、私個人の記憶力の無さの成せる技なんですが、一体、名刺を見て、何人の方を思い出せるのか?を調べてみました。

  • 名刺を見て、顔を思い出せる: 30.9%
  • 思い出せないけどSNSで繋がっている: 3.6%
  • 写真付きの名刺: 5.1%
  • ツイッター名刺: 1.4%

以前、「Twitter名刺は必需品」という記事を書きましたが、Twitter利用者が限られた数なのか、もしくは、まだまだTwitter名刺が普及していないのか、思ったより少ないですね。

ざっくりと大まかに見ると、名刺からご本人を思い出せる比率は1/3程度という事になります。先日、業界の大御所(笑)にお会いした時、名刺からどれくらいの方を思い出せるか?という質問をしたところ、1/3より遥かに少ないと仰っていました。もっとも、私のような数百程度の名刺の数と、数千という名刺の数を比較するのが間違いかもしれません。

私のデータではありますが、この数値から考えても、名刺から本人を認識できる確率はとても低いという事です。では、何故、本人を思い出せないのか?なのですが、逆に「何故、覚えているか?」の理由を羅列してみます。

[全く繋がりが無かった方の場合]

  • 初めて名刺交換した時に、かなり深い話をした。もしくは、とても興味深い話をした。
  • その後、イベントやオフ会で何度かお目に掛かった。お話をした。
  • 名刺にSNSアカウント名が書かれていて、その後、SNSで良く絡むようになった。
  • 名刺に写真が入っていた。

[SNSで繋がっていて、初めてお会いした場合]

  • 名刺にSNSのアカウント名やIDが書かれていた。もしくはアイコンが入っていた。
  • ツイッター名刺も貰った。

どちらのケースでも共通していることとして、以下の2つがあります。

  1. 名刺交換前、もしくは以後に、SNSでのコミュニケーションやFace to faceのコミュニケーションがある。
  2. コミュニケーションをしている世界(例えば TwitterやSNS)に存在する本人と、現実のご本人を繋げる情報が名刺に記載されている。

やはり、コミュニケーションがないとまったく記憶に残りません。コミュニケーションを通して、本人と名前のリンク付けがされていくことがポイントだと思います。しかし、実際にお目に掛かってコミュニケーションするという機会を、そんなに簡単に持てるものではありません。ましてや居住地域が違えば、実際に会う機会は皆無かもしれません。そこで、積極的に使いたいのがSNSです。オンラインとはいえ、コミュニケーションする機会が簡単に持てます。ポイントとなるのは、SNSに存在する本人と、実際の本人とのリンク付けだと思います。情報のリンク付けを考えた場合、こんなことを工夫すると良いかもしれません。

名刺の情報リンク

まず、名刺と本人のリンク①は、記憶とともに薄くなり、いずれ、名刺から本人がイメージできないようになるでしょう。そこで、そのリンクを少しでも保てるように、本人の写真(②)を名刺に入れるなどの対応が考えられると思います。つまり、何か名刺に「細工」をするしかなさそうです。ある講演会で、三つ折りの名刺を渡すことでインパクトを与え、覚えて貰うという方法が紹介されていたようですが、それも1つの手でしょうね。次に、先に挙げたSNSとのリンク③です。相手の頭の中では、SNS上に存在する本人2を認識しているので、その本人2と実際の本人へのリンク(情報の橋渡し)が必要となります。そのリンク付けの1つの手が、前述のツイッター名刺ですが、他の方法として通常使用している名刺にSNSアカウント名を入れたり、アイコンを入れたりすることが考えられるでしょう。

とにもかくにも、思い出せない名刺のトップは、企業系の名刺。どの名刺も同じ顔をしていて、本人と繋がる情報リンクが少な過ぎるので記憶に留まりません。また、そういう企業系名刺のスタイルが一般的であるという印象が強いのか、同様のスタイルで名刺を作成されるフリーランス翻訳者さん達を見掛けますが、同様に記憶に残りません。やはり、名刺も営業ツールの1つと捉えるならば、自分を売り込み、記憶にとどめてもらえる名刺にする方が好ましいですよね。勿論、名刺を渡す相手によってはビジネス慣習を逸脱しない名刺を使用することも大切ですので、TPOに合わせて名刺を使い分けるなどの工夫が必要かもしれません。