日本翻訳連盟の「JTF翻訳ジャーナル」9/10月号が公開されました。
今号からJTF翻訳ジャーナルは、PDFとWebの統合版というスタイルに大幅に変わりました。
スマートフォンなどでもストレスなく閲覧出来るようになりましたので、皆さん、是非、お気軽にアクセスして下さい。
今号は、しんハムさんのニックネームでご存知の小林晋也さんにご寄稿頂きました。
役立つ情報満載ですので、是非お読み下さい。
投稿者: Terry Saito コメントする
日本翻訳連盟の「JTF翻訳ジャーナル」9/10月号が公開されました。
今号からJTF翻訳ジャーナルは、PDFとWebの統合版というスタイルに大幅に変わりました。
スマートフォンなどでもストレスなく閲覧出来るようになりましたので、皆さん、是非、お気軽にアクセスして下さい。
今号は、しんハムさんのニックネームでご存知の小林晋也さんにご寄稿頂きました。
役立つ情報満載ですので、是非お読み下さい。
投稿者: Terry Saito
日本翻訳連盟の日本翻訳ジャーナルNo.263 2013年1月/2月号が公開になりました。
今回の号は、昨年行われた翻訳祭のレポートがあり、記事盛りだくさんです。
是非、ダウンロードしてお読み下さい(無料でダウンロードできます)
iPhone 等のスマホでも読む事ができます。以前のこちらの記事をご覧下さい。
投稿者: Terry Saito 1件のコメント
毎年恒例の日本翻訳連盟主催「第22回JTF翻訳祭」が、昨日11月28日に、アルカディア市ヶ谷で開催されました。
以前の記事でも書きましたが、今年は必ず見たいと思っていた講演の内容から業務として参加するのは難しいだろうと判断して、休暇を取得して個人出席で参加して来ました。
私が聴講したセッションは、以下の通り。
1)セッション1:トラック4:「翻訳者としてのワークフロー」リチャード・ウォーカーさん、ポール・フリントさん
2)セッション2:トラック4:「これだけ知っとけ行動経済学 〜ブラック翻訳会社に騙されないヒント〜」関根マイクさん
3)セッション3:トラック4:「Translation Quality Control – An Irreducible Process」デイビット・ストーマーさん
4)セッション4:トラック1:「機械翻訳を組み込んだ翻訳工程の最適化」CA Technologies 菊池邦昭さん、古田京子さん、株式会社東芝 鈴木博和さん、モデレータは株式会社翻訳センター 河野弘毅さん
私が聞きたかったトラック4のセッション2の感想に、かなりスペースを取られるので、まずは感想を記しておきたいセッション1とセッション4について書きます。
セッション1:トラック4:「翻訳者としてのワークフロー」リチャード・ウォーカーさん、ポール・フリントさん
セッション1は Translation flow が話されたが、私にとって目新しい情報は、フロー全体とそのファイル等の一連の流れをウェブベースのシステムで管理しているという話くらいだった。Projetex というProject Management Software も紹介された。http://www.translation3000.com/ で入手出来るようだ。
このセッションでポール・フリントさんが紹介された「The ideal translator」と「The ideal agency」がとても面白かったです。フリントさんから了解を頂きましたので、以下に引用しておきます。(フリントさんの「翻訳+」のサイト:http://honyaku-plus.com)
The ideal translator
- Is available by phone or email during business hours (even if to say “I’m busy”)
- Accepts our work almost always, if not always possible
- Provides a good quality translation (check, edit) on time
- Points out problems with the job (errors in the documents or problems with our processes) and offer solutions whenever possible
- Is courteous
- Works with us to solve the customer’s problems (short deadlines, special request, that kind of thing)
- Is not too expensive (works within the economic constraints)
We give these people the most work.
The ideal agency
- Pays a fair rate (and as high as possible)
- Has constant work
- Has long deadlines
- Gives clear instructions how the work should be done (gives clear, formal workorder (PO))
- Provides feedback about work quality so that the translator improves (not always needed)
- Negotiates on behalf of the translator
- Does not require invoicing (sometimes it’s a good PR point to send one anyway)
- Flexibility in deadlines (can I have another day (hours)?)
- Human touch (PM include’s their name, provide opportunities to socialize [valuable to freelancers])
- Responds promptly to translator questions
- Acknowledges the receipt of work
- Communicates in the translator’s native language
セッション4:トラック1:「機械翻訳を組み込んだ翻訳工程の最適化」CA Technologies 菊池邦昭さん、古田京子さん、株式会社東芝 鈴木博和さん、モデレータは株式会社翻訳センター 河野弘毅さん
セッション4の機械翻訳ネタは昨年も聴講したのですが、他のセッションに比べ、聴講者の層に違いを感じました(なんか、雰囲気が違う(笑))。聞きたかったMT+ポストエディットと新規翻訳でのレート差に関して、モデレータの河野さんが突っ込んで下さったのはありがたかったです。半分くらい…という回答をされていたと思います。機械翻訳導入で15〜20%のスループット向上が見られたとも言っていました。また、MT+ポストエディットで、速い人で時速500ワード程度だと言っていましたが、翻訳で見れば決して速くないと思いますね。
私の勝手な印象を言えば、成果・効果を示す事を前提とした検討結果と情報(所謂、後付けの理由)がお披露目されているんではないのか?と言う疑いを持ちました。
このセッションで一番印象的だったのは、東芝の鈴木さんのプレゼンで、機械翻訳をハサミで例えられていた点です。何をするのか、何を切るのかを理解した上で、その目的に適したハサミを使用する。機械翻訳の使い方もまさしく、それだ!と仰りたいのだと思います。昨今、メディアを賑わせている機械翻訳の誤訳問題。アインシュタイン本にせよ、東北博HPにせよ、目的に合わない機械翻訳の使用が原因であり、機械翻訳が悪い訳ではなく、使った人間がダメなだけです。それがメディアにより「機械翻訳は使えない」的な一般認識になってしまっているところは、日々、機械翻訳の技術向上に努力されている方達にとっては悲しい話だなぁと思います。開発に従事されている方の、そういう心の叫びのようなものを感じました。我々も少し考え方を変える必要があるのだと思います。機械翻訳は翻訳者の脅威になる…というような話とは別で、少なくとも機械翻訳の技術は、将来、人々の生活を豊かにする技術である事には間違いがないと思うので、そういう技術開発にはエールを送りたいものだと思うのです。
セッション2:トラック4:「これだけ知っとけ行動経済学 〜ブラック翻訳会社に騙されないヒント〜」関根マイクさん
最後に、セッション2の関根マイクさんの講演について、自分の理解の範囲で箇条書きにしますので感じ取って下さい(笑)。
そもそも、私が Twitter, Facebook, Ustream, Blog の使い方や使い分けは、関根さんの考えを私なりに咀嚼してやってきているという経緯があり、今回の講演内容はかなり刺激的で勉強になりました。(今回の講演内容には昨年9月にIJETのプレイベントで講演された内容も一部かぶっています)
行動経済学を主軸にお話をされました。翻訳者や翻訳会社の行動に照らし合わせて、翻訳者がどのように応用出来るかを話されたと思います。
だらだらとキーワードに加筆して並び連ねました。講演者さんの言葉通りでないかもしれませんので、額面半分で読んで下さい。
どちらにせよ、業界を取り巻いている環境は、インターネットやSNSの普及で大きく変化しており、その変化によって翻訳者とソースクライアントの距離が近くなってきています。そういう環境変化の中で、翻訳者として何が得意なのか?を改めて自分で分析して位置付けして、ネットと言うツールを積極的に使ってブランディングしてマーケティングする。そういうビジネスセンスも求められる時代になってきているのだと思います。自分の翻訳の価値に見合った収入を得る事は、誰しもが望む事だと思います。それを実現するひとつの手法だと思います。
※取り敢えず記事にしました。加筆・修正の可能性があります。
投稿者: Terry Saito
日本翻訳連盟(JTF)の日本翻訳ジャーナルをご覧になっている方はご存じだと思いますが、ジャーナルにはJTFの会員数のデータが掲載されています。バックナンバーを読み進んでみると、2011年5月/6月号以降は、毎号に掲載されているようです。
そこで疑問が頭に浮かぶ訳です。
「一体、JTFの会員数って増えてるの?」
そこで、データをまとめてみました。
※青文字部分はデータ掲載がなく、翌年号の前年同期比から逆算した数値です。
合計と、個人会員数をグラフ化したものが下のものです。
う~ん…。こうしてみると、合計会員数は、2010年をピークに減少し、2011年からほぼ横ばい状態という感じに見えます。
個人会員数は2011年5月/6月号以降のデータでは、5%程減少した後、なだらかな減少傾向に見えます。唯一、2010年11月/12月号にあった個人会員数データと比較すると、2010年から10%も個人会員が減少している事になります。
一方、グラフにはしていませんが、法人会員はなだらかに増加傾向を見せていて、2010年から14%増加している事になります。
個人会員比率を計算すると、2010年は72%に対し、2012年は67%と5ポイント減少していて、「JTFは法人向け?」という印象を強いものにしているように思います。
興味本位でこのようなデータをまとめてみたのですが、この数字を眺めていると、とても奇妙だなぁと思わずにはいられません。
時々、会費を半額にすればかなり会員数が増えるのに…という話を耳にします。私もそう考えていました。でも、このデータを眺めつつ考えてみると…収入面から考えれば、単純に現状維持する為には640名程度の個人翻訳者が確保できないと、会費による収入が同じにならない訳ですが、日本翻訳者協会(JAT)の会員数が 540名らしいので、この数字を実現するのはかなり難しい事だろうと推測できます。(個人翻訳者の視点で考えれば、JATよりJTFの方が対コストメリットは低いと考えるので)
このデータをまとめつつ、過去のジャーナル記事などを読み漁っていると、とても勝手な個人的感想ですが、JTFに超大型戦艦のような印象を持ってしまいました。
投稿者: Terry Saito
日本翻訳連盟の「日本翻訳ジャーナル」が、PDFファイルなのはご存知の通りです。
ダウンロードしてお読み下さい…とご案内しているものの、ダウンロードして読むには読みづらいと考えておられる方もいるのではないかと、少し心配になりました。
そこで、iPhoneやiPadなど、スマホをお持ちの方ならば、色々なアプリケーションを使って電子書籍のように読んで頂く事ができるので、ここではiPhoneを使った方法をご紹介したいと思います。
まず、iPhoneのSafariを使って、日本翻訳連盟のホームページをアクセスし、日本翻訳ジャーナルのページをアクセスします。
「ダウンロード」のボタンをタップします。
すると、翻訳ジャーナルのPDFがダウンロードされますが、画面上を軽くタップすると、「次の方法で開く…」というボタンが出現します。このボタンを押すと、PDFを開く事ができるアプリのリストが表示されます。
ここで「iBooksで開く」を押せば、翻訳ジャーナルのPDFを iBooks へ登録出来ます。
Dropbox を選択すれば、Dropbox に保存でき、他のデバイスでも閲覧する事が可能になります。
iBooks で開いた場合、写真の通り、iBooks の書棚に登録されます。これで電子書籍と同様の操作性で日本翻訳ジャーナルを読んで頂く事が出来ます。
私の使い方は、日本翻訳ジャーナルを Dropbox へ全てダウンロードしていて、PC、iPhone、iPadのどのデバイスからでも閲覧できるようにしています。ちょっと参照したいと思った時に、どのデバイスでも見られるようにする為です。
また、同時に最近の号は、iBooks へも登録してあり、iPhone、iPadで閲覧出来るようにしています。
是非、スマホ等のデバイスを積極的に利用して、翻訳ジャーナルを読んで頂ければと思います。