既に1週間が経ってしまいましたが、以前の記事で予告した通り、7月20日に開催された関西通翻勉強会「SKIT」に参加するため、大阪へ行って参りました。実は、今回、色々な予定を突っ込んだため、かなりドタバタとせわしない行程になりました。17日夜に大阪入り。18日は大阪某社にて社内向けWildLightセミナーを2回開催。その夜、広島へ移動。19日は一日広島観光をし、夜は広島の通翻クラスタの皆さんと会食。翌20日に大阪へ移動して午後SKIT出席、夜は関西通翻クラスタの皆さんと会食。そして21日に東京に帰ってきました。
SKITでは、井口耕二さんが業界調査データを元にした解析結果をお話になりました。新しい情報もありましたが、ここでは割愛致します。さらなる解析データに基づいた話しは、日本翻訳連盟が主催する今年の翻訳祭にてお話しになると思います。興味がある方は、そちらに参加される事をお勧めします。
私のパートは「翻訳のポカミス」を導入話にして WildLight の話をさせて頂きました。なお、この「翻訳のポカミス」話の概略は、今年のJATアンソロジーの記事にしましたので、発刊されたらお読み下さい。WildLightは、やはりデモを見て頂く事が、自分の翻訳作業においてどう使えるのか?というイメージを膨らませる上で、一番いい方法だなぁと今回つくづく思いました。セミナー後、インストールしました!という報告を何名かの方から頂き、お役に立てて良かったと思っています。
大阪のみなさんとの久し振りの再会で、セミナーの雰囲気もとても良かったのもあり、滑舌が悪いくせに早口に色々と喋りすぎた感があります。つくづく思うのは、セミナーで講師をノセる事の大切さ。より多くの情報を引き出すのに大切なことだなぁと思うのです。少なくとも、私は自分で話してみて思いましたが、そのタイプの人間のようです(笑)。自分も、人のセミナーを聴くときは、何かしらのフィードバックを返しながら聴講しようと思います。
19日夜の広島通翻クラスタの皆さんとの会食では、美味しいお好み焼きをたらふく食べてきました。その席上、ご要望が出たので、簡単ながらWildLightのデモンストレーションをさせて頂きました。やはり、実際の動きを自分の目で見ると言う事は大切のようで、使ってみたい…という感想を持って頂けたようです。
WildLightについては、9月頃に中級編セミナーの開催を計画しています。詳細が決まりましたら改めてアナウンス致しますが、翻訳作業の中で悩んでいる事、苦労している事、やりたい事など、例えば原稿の事前処理、事前加工、翻訳チェック、スタイル統一、用語集作成などの例を挙げてもらい、それを解決、もしくは負荷低減するための辞書作りを学ぶセミナーにする予定です。