翻訳横丁の裏路地

We can do anything we want to do if we stick to it long enough.


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通訳翻訳ジャーナル 2013年 7月号

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明日発売の通訳翻訳ジャーナル 2013年 7月号にて、「SNSを仕事に生かす」で記事を執筆させて頂きました。

私の拙い文章で誌面を汚しておりますが、興味がありましたら、是非お買い求めの上、ご覧下さい。知り合いの通訳者さんも執筆されたようです。SNSの使い方の参考になるでしょう。


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企業は社内翻訳の在り方を考えるべし

以前から「社内翻訳者」を話題にするたびに、10年以上も前の私の経験から「社内翻訳では、翻訳物にチェックが入らないところが殆どであり、社内翻訳では翻訳力はつかない」とか「社内翻訳の経験は額面半分でしか受け取っていない」といった発言を繰り返ししているのですが、実際のところ、最近は状況も変わってきているのでは?、これは間違った発言なのでは?と心配していました。

最近、社内翻訳者の方々ともネットワークで繋がり、機会あるたびに「社内で翻訳したもののチェックは誰がやってるの?」という質問をしていますが、聞こえてくる回答は私が10年前に経験したものと余り変わりません。

「誰もチェックしていない」
「技術者がチェックしている(が技術的確認をしているだけ)」

こんな答えばかりです。稀に「ネイティブチェッカーがいてチェックしている」という話しが聞ける程度。

やはり、現在でも「社内翻訳された文書は内部チェックされずに最終読者に渡っている」と言う状況に変わりはないようです。

社内で流通させるだけの文書であれば、その質で許されるのだと思います。英語のできる人が訳を付けていればいい、英語になっていれば良い、という程度の取扱いでも良いのだと思います。

ところが、そういう前提は得てして一人歩きして、時と場合によっては無視され、前提にそぐわない対外文書の翻訳に使われたり、社外の人間の目に触れる文書に使われるケースもあるようです。

以前、こんな事がありました。ある企業の英語のホームページを見ていたら、スペルミスや文法間違いを発見。色々話を聞いてみると、英訳を社内翻訳者にさせたとのこと。その感覚と言うか、意識に愕然としたのを覚えています。

社内に翻訳者を抱えていれば外注する翻訳はない…と言う認識は、社内に潤沢に色々な分野を扱える翻訳者を抱えていない限り、間違いです。

社内翻訳者を抱える企業は、以下の認識を持って欲しいと思います。

・社内翻訳されたもののチェック機能を必ず持たせる。

訳しっ放しで完結している職場では、翻訳の質は上がらないです。また、そういう質の訳文が社員の目に常に触れる事は、会社全体の言語意識を低下させる事にも繋がります。
チェックがある事で相互刺激となり、質が高くなって行く可能性が生まれます。翻訳者とチェッカーはセットで考えるべきだと思います。

・社内翻訳で対応できない文書もある。
・特に社外向け文書には注意が必要。

翻訳者は、どんな文書でも翻訳できると勘違いしていませんか?

一つの例として、貴方は一人で、仕様書、契約書、ニュース記事、マニュアル、プレスリリースを日本語で書けますか?
無理ですよね?…それと同じです。

翻訳も、それらの専門知識を持った翻訳者だから、翻訳が出来るのです。

「翻訳者はなんでも訳せる」と言う幻想は捨て去って下さい。

今いる社内翻訳者が対応できる文書種類と分野をハッキリ理解して、それ以外のものは外注する必要があると理解して欲しいと思います。


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広島/大阪遠征:翻訳勉強会「十人十色」

翻訳勉強会「十人十色」の広島/大阪遠征に私も同行します。

5月21日に広島、22日に大阪の予定です。

詳細は以下リンク先のFacebookイベントページを参照下さい。

出張十人十色広島編
出張十人十色大阪編

当日、Ustream放送を試みますが、回線の細さのため、クリアな映像はお届けできないと思います。想像力を働かせてお聞き下さい(笑)

各地で皆さんにお会いできる事を楽しみにしています。


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JTF翻訳ジャーナル No.265 2013年5月/6月号

日本翻訳連盟の「日本翻訳ジャーナル」5/6月号が公開されました。

日本翻訳ジャーナル

ダウンロードしてお読み下さい。

今号から新年度版となり、私のコーナー「翻訳横丁の表通り」もテーマを一新して一年間進めて行きます。

今年のテーマは…「あなたの翻訳へのこだわり」です。

ミッションステートメント:

「翻訳横丁の表通り」には色々な人々が往来するようになりました。

このコーナーでは、翻訳者さん達に「翻訳横丁の表通り」に出店して頂き、自身が持つ翻訳への「こだわり」を記事にして頂きます。「想い」であったり「ツール」であったり、「翻訳方法」であったり「将来の夢」であったり、何が飛び出るかは執筆者の翻訳への「こだわり」次第。ちょっと立ち寄って、覗いていきませんか?

初号である今月号は、井口 富美子さんに「勉強、品質、自己管理」と言うタイトルでご寄稿頂きました。

役立つ情報満載ですので、是非お読み下さい。


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MSワード正規表現 〜お題に沿って〜 その3

禿頭帽子屋の独語妄言 side A」の「# 翻訳者のための正規表現~勉強会の解説、その3」になぞって、お題その4をワードの正規表現を使って表現してみたいと思います。

お題その4:

・数字の全角半角、それに続く丸カッコの全角半角が混在しているとき、
ぜんぶ一括して「半角数字 + 半スペ + 半角丸カッコ(この中は任意) + 半スペ」に置換する

今回は、かなり難題です。前回のお題の経験を生かして1行で記述してみました。但し、「半角数字」への置換は現状のワードの正規表現では実現できません。(但し、WildLight等を使って複数行の正規表現を実行すれば可能ですが)

【検索】

([0-90-9]{1,})[ ¥((]{1,2}(*)[¥))]

【置換】

¥1 (¥2)

【説明】

([0-90-9]{1,}) で、半角か全角の1桁以上の数字の羅列…にヒットします。それを¥1へ代入。

[△¥((]{1,2} で、半角スペース、もしくは半角か全角の丸括弧開く…にヒット。ヒットする組合せとして「△」「(」「(」「△△」「△(」「△(」「((」「((」「(△」「((」「((」「(△」になります。欲しいのは青文字にした4つです。それ以外の組合せが不幸にもあると同様にヒットする事になります。
半角括弧を検索文字とする際には、¥を前に付ける必要があります。

* で、任意の文字列。
[¥))] で、半角か全角の丸括弧閉じる…にヒット。

[¥((]{1,2}(*)[¥))] で、丸括弧に囲まれた任意の文字列を¥2へ代入。

  • ¥1△(¥2)△

置換句には、半角括弧の前後に半角スペースが入っています。

〜〜〜番外編〜〜〜

全角数字を半角に変換し、上記の正規表現を実行する WildLight の辞書を付けておきます(笑)

やっている事は、全角数字1文字毎を半角へ置き換えて、最後に上記お題の正規表現文字列を実行するようになっています。