昨日、11月9日に㈱翻訳センターの会議室をお借りして、初めての「WildLight 説明セミナー」を行いました。
そもそも、拙作のワードアドインマクロ「WildLight」を積極的に広めるという発想は全くないのですが、知り合いになった某社のチェッカーさん達と話しをしていて、翻訳物のチェックに WildLight を使用しているとお話ししたら興味を示されたのが、今回のセミナーを開催したきっかけです。
今回の参加者は、インハウスのチェッカーさんや翻訳者さんをメインとした6名でした。
基本的には、辞書への記述の仕方と、それによる動作をデモンストレーションでお見せする形で、以下のような内容をお話しさせて頂きました。
- WildLightの設計思想と概略機能
- インストール方法とアップデート方法
- ワイルドカードって、何?
- 翻訳チェックへの応用
- スペルミス
(スペルチェッカーで引っ掛からないスペルミスチェック。サンプル辞書を提供) - 数字の転記ミスチェック
(原文と訳文に色づけして数のチェックし易くする。サンプル辞書を提供) - 文法ミスチェック
(考え方のみ説明) - スタイルガイドチェック
(JTF日本語スタイルガイドを例に説明。サンプル辞書を提供) - 用語適用チェック
(考え方のみ説明)
- 文書加工/翻訳準備への応用
- 用語集用の用語抜き
(漢字・カタカナの単語をワード・エクセルへ抜き出す。サンプル辞書を提供) - 蛍光ペン/色付き文字のみの文字カウント
(蛍光ペンが付いているもののみ/ある特定のフォント色のもののみを文字カウント。サンプル辞書を提供) - 自分の単価を入れて文字カウントさせ、自動で見積り計算
(サンプル辞書を提供) - 全角を半角へ変換。半角を全角へ変換。
(英数字、カタカナを例に説明。サンプル辞書を提供)
- 用語置換
- ワイルドカードを使った部署名変換
(漢数字、全角数字、半角数字混在文書で一律変換。サンプル辞書を提供)
ご参加頂きました皆様、慣れない説明で色々とトラブルもあり、分かり辛かったところも多々あったと思いますが、辛抱強くお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。今後も要望を頂ければ説明会を開くというスタンスで進めて行きます。