昨日、翻訳フォーラムのシンポジウムに参加してきました。
詳細は、翻訳フォーラム・シンポジウム2014のホームページをご覧下さい。
Part 1「デイファイラーに触って試そう! 開発者と話そう!」
以前から欲しいと思いながらも、その価格から購入に二の足を踏んでいるデイファイラーですが、SIIの開発者を含めた3名の方が実機を見せながら説明をされました。これは具体的な使い方をイメージしながら機能説明を聞けた事と、目の前の実機を触って確認できたので、かなりありがたかったです。PASORAMA+機能を使ったPCとの連携のイメージもできました。
SIIの開発者の方が翻訳者の要望を聞くというのも素晴らしい事だと思いますね。これが製品に反映される事を切に願います。(「てにをは辞書を入れて欲しい」…とか要望が出ていましたね)
今回の説明を聞いていて、購入に二の足を踏んでいる自分に疑問を感じるようになりました。Part 2「辞書とコーパス」の説明や、Part 3「フォーラム式翻訳ワークショップ」の熱いやり取りを聞いていて、嫌が上でも「言葉」を仕事にしている事を意識させられました。いずれ買うつもりなら、投資タイミングを前倒しすれば良いだけです。購入決定です。
語学プロフェッショナルを対象とした DF-X10001の市場売価 64,800円と紹介されていたが、Amazon で実売価格 50,000円くらい。価格.com で調べても5万円程度。辞書単品で購入すれば相当額を投資する事になる事を考えれば、言葉を仕事にしている人間が投資をケチる金額でもないだろうと思うに至った訳です。
Part 2「辞書とコーパス」
このパートは Ustream にて放送され録画が公開されていますので、上記の翻訳フォーラム・シンポジウム2014のリンクから辿って、ご覧下さい。
Part 3「フォーラム式翻訳ワークショップ」
事前に全く資料に目を通せてなかったのですが、それでも「見学」をさせて頂けたのはありがたかったです。原文からその情景や地理や色んなものを読み取り、想像し、検証し、考察し、そして何故その訳に辿り着いたのかなど、深い議論が目の前で展開されているのを聞いているだけでも刺激になりました。
翻訳ど真ん中な話しってなかなか聞く機会が無いので、本当に感謝でした。