今年で25周年となる日本翻訳連盟のJTF翻訳祭の詳細プログラムが発表になりました。
今年のプログラムは25周年に相応しい内容のセッションが準備されているようです。
特に注目は、映画の字幕翻訳で有名な戸田奈津子さんが講演されることです。映像翻訳に携わる方には見逃せない翻訳祭となりそうです。
また、今年の翻訳祭には久し振りに私も、セッション2 パネルディスカッションB「曲がり角を抜けて、ベテランへ」でパネリストとして登壇させていただきます。
投稿者: Terry Saito コメントする
今年で25周年となる日本翻訳連盟のJTF翻訳祭の詳細プログラムが発表になりました。
今年のプログラムは25周年に相応しい内容のセッションが準備されているようです。
特に注目は、映画の字幕翻訳で有名な戸田奈津子さんが講演されることです。映像翻訳に携わる方には見逃せない翻訳祭となりそうです。
また、今年の翻訳祭には久し振りに私も、セッション2 パネルディスカッションB「曲がり角を抜けて、ベテランへ」でパネリストとして登壇させていただきます。
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「翻訳会社のブラックリストがあればいいのに。」
時々、耳にする言葉です。私もそういうリストが欲しいと思うひとりですが、実際に作れるか?というと、いろいろと問題を孕んでいて難しいでしょう。何しろ「この会社は気をつけろ」というネガティブな情報を公の場に公開するわけですか、法律的な問題も絡みそうです。
ならば、ホワイトリストを作っちゃえばいいのに!と思うのです。翻訳会社の評価項目を決め、それに基づいた評価を実際に取引のある翻訳者がして、スコア付けをする。ある基準スコアを満たす翻訳会社の情報を「この翻訳会社はこんな風に素晴らしい」という評価者のコメントとともにホワイトリストへ登録して公開する。情報の信頼性を担保するために評価した翻訳者の実名で登録する。褒められる翻訳会社から見ても、その翻訳者は特別な存在となるはず。他の翻訳者は、ホワイトリストを見て、登録された翻訳会社と安心して取引をする。
こういうホワイトリストシステムを、どこかの業界団体がやってくれると嬉しいですね。やはり、企業評価をするわけですから、そういった企業と利害関係にない団体がいいでしょう。そうなると、翻訳者のための業界団体に絞られてくるはずで、頭に浮かぶのは、[あの]団体でしょうか? 常日頃から、イベントやセミナーばっかりで、翻訳者利益を守るような活動が少ないと感じているので、このホワイトリストみたいなことをやってくれることを期待したいところです。