和文英訳の翻訳チェック標準工数:
これは翻訳チェックのみの工数です(翻訳は含まれていません)
翻訳チェック基準時間:30RU/原文1文字 ※1
通常取り扱う案件をいつもの環境でチェックする場合の翻訳チェック標準工数を求めるのに、余裕率を標準的な40%、そして難度係数を通常的な1で計算すると、以下のようになる。
30RU × ( 1 + 0.4 ) × 1 = 42RU
翻訳チェック標準工数:42RU/原文1文字 (翻訳チェックのみの時間)
※1:SNSでアンケートを実施。回答いただいた複数翻訳者のデータと私の経験値をベースに算出した。
翻訳チェック標準工数の運用:
翻訳チェック標準工数は、翻訳チェッカーの作業時間見積りに使用できる。運用上は、チェッカー毎に余裕率を算出し管理することと、案件分野や難易度による難度係数を管理することが必要となる。それらに基づいて作業工数を見積もる。
実感に合う適切な余裕率と難度係数を実案件の経験から導き出すことで、品質保証上、必要となる翻訳チェック時間を提示できるようになる。物理的に無理な納期設定を防止する、もしくはそういった顧客を説得する材料として使用できる可能性がある。