翻訳横丁の裏路地

We can do anything we want to do if we stick to it long enough.

相手の「勝手」に動じない

世の中、翻訳エージェントは大小関係なく大量にあるわけですが、それ故にエージェントの翻訳者に対する対応も様々で、それが翻訳者さん達を翻弄している現実があるようです。

取引実績もなく登録もしていないエージェントから突然の緊急案件打診と即返信を促すメールを受け取ったとか、これから取引を考えているエージェントから契約書を送り付けられるとか、概ねビジネスをする上でのルールを無視した一方的なエージェントの対応に、翻訳者側がドギマギしてしまっている話を、この一週間に耳に入ってきました。

本来のあるべき姿が分からない。だからどう対応すべきか判断できずに悶々とする。よく分かる心理なのですが、もっとビジネスとして割り切って思考する事が大切だと思います(個人事業主なのですから)。

双方の合意が形成されていない相手側の一方的な行為に対して、決して動じる必要はないです。冷静にビジネスにおける自己の判断基準に照らし合わせて行動を決める癖をつける事が大切。多分、その判断基準を持っていなかったり、考えた事もなかったりするのが現実なのかもしれませんね。でも、それではダメですよ(個人事業主なのですから(笑))。

発注者、受注者という力関係をすぐ意識してしまう方が多いですが、基本は対等な立場です。そこの基準を間違えると、その先、そういうエージェントとの取引ばかりになってしまいます。仕事をして相互に利益を得られるWin-Winな関係を築けるエージェントと巡り会い、仕事をするためには、そこの考え方をしっかりと心に据える必要があると思います。

よく考えて欲しいのです。あなたはどんなエージェントと仕事をしたいですか?

その答えから、先に挙げたエージェントの対応を判断すれば、相手が取るに足りるエージェントなのか、どういう反応をすべきなのかが自ずと分かると思うのです。

お友達シリーズ的な意識と自分の甘えは捨てて、ビジネス然とした意識で物事を見て欲しいものだと思いました。

作成者: Terry Saito

某社翻訳部門の中の人です。 詳細は、以下のURLよりどうぞ。 https://terrysaito.com/about/

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