先日、Microsoft Word (2007) による文字カウントが、PC間で違うと言う奇妙な現象に遭遇しました。
具体的には、自分が提示した文字カウントと翻訳者さんの文字カウントに大きく差が出ているのです。
内部で調べれば、その担当のPCだけカウントが違っていて、他のPCと翻訳者さんのカウントが合っている。そこで、担当のPCのワードの設定をあれこれと調べた結果、以下のような原因が分かりました。
【現象】
文字カウントが他PCのワードカウントと違う。
【現象が発生する条件/原因】
1. ワード文書内に隠し文字が使われている。
2. ワードの「隠し文字を印刷する」の設定がPC間で違う。
つまり、カウントの差は、隠し文字をカウントするかしないかの差だったのです。
「隠し文字を印刷する」をONにすると文字カウントの対象となり、OFFにすると文字カウントから除外されます。
隠し文字を含む原稿ワードファイル自体、余りない事かもしれませんが、仮に今回のようなケースに遭遇した場合、その隠し文字が翻訳対象ならONでカウント、対象外ならOFFでカウントする事になります。
なお、「隠し文字を印刷する」機能の設定は、新田さんのブログ記事「隠し文字を印刷する方法」に記載されていますので参照して下さい。
以上、自分への備忘録として記事にしておきます。