12月18日(木)に、日本翻訳連盟(JTF)主催の翻訳セミナーにて「あなたの翻訳は大丈夫?~翻訳者による品質保証を考える~」というタイトルで登壇させて頂く事になっています。
このセミナーに先駆けて、翻訳者の方に、以下URLにあるアンケートへのご協力をお願いしたいのです。セミナーへの参加/不参加は関係ありませんので、宜しくお願い致します。
以下のURLのフォームからご回答をお願い致します。
[アンケートフォーム] http://goo.gl/H4kdlw
投稿者: Terry Saito 1件のコメント
12月18日(木)に、日本翻訳連盟(JTF)主催の翻訳セミナーにて「あなたの翻訳は大丈夫?~翻訳者による品質保証を考える~」というタイトルで登壇させて頂く事になっています。
このセミナーに先駆けて、翻訳者の方に、以下URLにあるアンケートへのご協力をお願いしたいのです。セミナーへの参加/不参加は関係ありませんので、宜しくお願い致します。
以下のURLのフォームからご回答をお願い致します。
[アンケートフォーム] http://goo.gl/H4kdlw
投稿者: Terry Saito コメントする
11月25日の翻訳勉強会「十人十色」の前夜祭セミナー「翻訳者のための日本語講座」、そして昨日11月26日のJTF翻訳祭が終了しました。
年一回の翻訳業界のお祭りが終わり、あとは年の瀬を待つだけ…そんな気持ちになってしまった(笑)…事実、来週から12月です。
十人十色の前夜祭セミナーも含め、1.5日の休暇を取っての参加でしたが、結果的に参加して良かったと思います。
翻訳祭は、年に一度しかお会いできない方や日頃あまりお話しできない方と交流する良い機会になり、それだけでも価値があります。その交流の中で自分の立ち位置を再確認する事ができました。お陰様で、少々悩んでいたあれやこれも、指針のようなものが掴め、モチベーションがあがりました、
翻訳祭では3セッションを聴講。T6S1, T2S2, T6S4です。特に私の関わる翻訳勉強会「十人十色」の影セッション(笑)T6S4は、面白かったですね。井口耕二さんのT6S1の内容を受けて、じゃ、我々は何をしたらいいのかを議論するセッション。セッション中に会場へアンケートを採り、その結果がライブで画面に表示されるのは凄くインパクトがありました。
翻訳経験年数、駆け出し/中堅/ベテランの自己判断、和訳単価、英訳単価が画面にリアルタイムで棒グラフ表示されるのは、圧巻でしたね。(このデータ、公開して欲しいよね)
他のセッションを受けてのセッションとか、ライブアンケートとか、新しい試みもあって、本当に面白いセッションでした。
このセッションの実況ツイートは以下リンクを参照のこと。
JTF翻訳祭T6S4:「新米の上り坂、中堅の曲がり角」実況ツイート
来年も何か面白い企画をして、翻訳祭に参加できたらなぁと思います。
投稿者: Terry Saito コメントする
日本翻訳連盟の「JTF翻訳ジャーナル」11/12月号が公開されました。
私のコーナー「翻訳横丁の表通り」
今号の私のコーナー「翻訳横丁の表通り」は、特許翻訳者でサンフレアアカデミー講師でもある松田浩一さんに「辞書を歩む」というタイトルで執筆頂きました。
今号のお勧め記事
特集記事「日本の通翻訳者養成」が非常に興味深いです。
無料でお読み頂けますので、皆さん、是非、お気軽にアクセスしてお読み下さい。
投稿者: Terry Saito コメントする
MSワードにオートコレクトの機能があるのは、皆さんご存知の通りだと思います。翻訳者はデフォルト設定をOFFにしときなさい!と言われるあの機能(勿論、機能を把握して積極的に使うのもありです)です。それに類する機能をAutoHotKeyで実現するスクリプトが、AutoHotKeyのヘルプに紹介されています。
AutoCorrect
The following script uses hotstrings to correct about 4700 common English misspellings on-the-fly. It also includes a Win+H hotkey to make it easy to add more misspellings:
Download: AutoCorrect.ahk (127 KB)
Author: Jim Biancolo and Wikipedia’s Lists of Common Misspellings
ミススペルをすると、たちどころに修正するスクリプトです。辞書の内容はWikipediaのようですので、中身を確認する必要がありますが、Windows上のアプリケーションでの入力で AutoCorrect が実現できるのはありがたいですよね。
ヘルプにある AutoCorrect.ahk のダウンロードリンクからスクリプトファイルをダウンロードしてください。但し、そのままでは文字コードの関係でエラーになるはずです。文字コードをUTF8などに変更して使いましょう(変換済みのファイルを、ここに置いておきますので、ご利用下さい)
スクリプトを実行しておけば、裏で勝手に動いていて、ミススペルすると入力を自動修正してくれます。また、新しい定義も登録可能で、Win+hで入力画面になります。
投稿者: Terry Saito コメントする
先日お会いした特許翻訳者さんとの雑談の中で、WildLightを含めたツールの話をしていたのですが、「Trados上で使えるものってないですかね?」と言う話になり AutoHotkey の話題になりました。
その方はAHKの Hotstring という機能を使い、文書中に何度も登場する部品名称や表現の入力の簡素化とミス防止をしていると話されていました。
この Hotstring の機能は、単語や連語、文章などに略語を定義し、文書入力中にその定義した略語を入力する事で、登録した単語/連語/文章が置換されて入力される機能です。
例) ::gm::Good morning
gmと入力し、enterやspace、tabなど(AHKのヘルプ参照の事)が押されると Good morning と置き換わって入力される。
ただ、その翻訳者さんの悩みは、定義するごとに毎回スクリプトを開いて、入力し、リロードするという一連の流れが煩わしく非効率だという事でした。
そこで、自分の勉強のために自作してやろうと色々調べていたら、なんと!AHKのヘルプに既にそういう事ができるスクリプトが紹介されているではないですか!
このリンク先の最下位部に、そのスクリプトはあります。
【使い方】
[準備編]
1. 上記リンクにあるスクリプトをコピーし、テキストファイルに貼り付けて保存する。
2. 保存後、拡張子を .ahk に変更する。
これで、準備完了。
( 既にファイルにしたものを、ここに置いておきますので、ご利用ください)
[略語登録編]
1. 登録したい単語、連語、文章を範囲指定する。
2. WindowsキーとHキーを同時に押す。
3. 登録画面が現れるので、カーソル位置は動かさず、登録したい略語を入力してOKを押す。
[実使用編]
1. 登録した略語をタイプし、SpaceやTab, Enterキーなどを押すと、登録された単語/連語/文章が置換されて入力される。
具体的な使途はいろいろ考えられますね。機関や組織の正式名称を略語とともに登録しておくとか、メールフッターを登録したり、メールの書き出しの定型文を登録したり、翻訳での使用のみならず業務に関わるあらゆる入力の簡素化と確実性向上に役立てられると思います。
ちなみに、登録されたHotstringは全て、実行しているスクリプトファイルに追加されていきます。修正したい場合は、スクリプトファイルを編集すれば良いことになります。また、言語セットや文書種類などで定義を変えたい場合がありますが、その場合はスクリプトファイルをコピーして、別ファイルで運用すると可能です。
略語には半角英数字しか使えないようですが、置換語には2バイト文字を使えます。