用語集を Excel で作成している人が多いという事から作成した用語集シートの「GlossaryMatch」でしたが、その置換機能をWord版のマクロとして作成しました。(処理速度が速いので)
自分の仕事用に作成したものですが、他の人にも役立つ可能性があると思われるので、恥ずかしながら公開いたします。今回はアドインの形で供給いたします。
専用の固定ページを作成しましたので、そちらを参照してください。
GlossaryMatch
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投稿者: Terry Saito
用語集を Excel で作成している人が多いという事から作成した用語集シートの「GlossaryMatch」でしたが、その置換機能をWord版のマクロとして作成しました。(処理速度が速いので)
自分の仕事用に作成したものですが、他の人にも役立つ可能性があると思われるので、恥ずかしながら公開いたします。今回はアドインの形で供給いたします。
専用の固定ページを作成しましたので、そちらを参照してください。
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投稿者: Terry Saito 1件のコメント
先日、ある方と戸籍翻訳の話題で盛り上がり、色々と話をしていたら「和暦を西暦に変換する」方法が話題になりました。
早見表を使ってると話をされていましたが、私はワードマクロを作ってやってるよ~と話したら、是非欲しいと仰るので、恥を忍んで公開する事にします。汚いコードをお見せしますがお許し下さい。
実行して頂くと分かりますが、入力は全てテンキーで行えます。変換された結果は、ワード上のカーソルの位置に流し込まれます。
私はショートカットキーをアサインして利用しています。
ブログ上に表示したスクリプトをコピーすると文字化けするようですので、テキストファイルを準備しました。保存してご利用下さい。
(TRY_戸籍_和暦西暦変換.txt)
お役に立つようでしたら、ご利用下さい。
投稿者: Terry Saito 1件のコメント
毎年恒例の日本翻訳連盟主催「第22回JTF翻訳祭」が、昨日11月28日に、アルカディア市ヶ谷で開催されました。
以前の記事でも書きましたが、今年は必ず見たいと思っていた講演の内容から業務として参加するのは難しいだろうと判断して、休暇を取得して個人出席で参加して来ました。
私が聴講したセッションは、以下の通り。
1)セッション1:トラック4:「翻訳者としてのワークフロー」リチャード・ウォーカーさん、ポール・フリントさん
2)セッション2:トラック4:「これだけ知っとけ行動経済学 〜ブラック翻訳会社に騙されないヒント〜」関根マイクさん
3)セッション3:トラック4:「Translation Quality Control – An Irreducible Process」デイビット・ストーマーさん
4)セッション4:トラック1:「機械翻訳を組み込んだ翻訳工程の最適化」CA Technologies 菊池邦昭さん、古田京子さん、株式会社東芝 鈴木博和さん、モデレータは株式会社翻訳センター 河野弘毅さん
私が聞きたかったトラック4のセッション2の感想に、かなりスペースを取られるので、まずは感想を記しておきたいセッション1とセッション4について書きます。
セッション1:トラック4:「翻訳者としてのワークフロー」リチャード・ウォーカーさん、ポール・フリントさん
セッション1は Translation flow が話されたが、私にとって目新しい情報は、フロー全体とそのファイル等の一連の流れをウェブベースのシステムで管理しているという話くらいだった。Projetex というProject Management Software も紹介された。http://www.translation3000.com/ で入手出来るようだ。
このセッションでポール・フリントさんが紹介された「The ideal translator」と「The ideal agency」がとても面白かったです。フリントさんから了解を頂きましたので、以下に引用しておきます。(フリントさんの「翻訳+」のサイト:http://honyaku-plus.com)
The ideal translator
- Is available by phone or email during business hours (even if to say “I’m busy”)
- Accepts our work almost always, if not always possible
- Provides a good quality translation (check, edit) on time
- Points out problems with the job (errors in the documents or problems with our processes) and offer solutions whenever possible
- Is courteous
- Works with us to solve the customer’s problems (short deadlines, special request, that kind of thing)
- Is not too expensive (works within the economic constraints)
We give these people the most work.
The ideal agency
- Pays a fair rate (and as high as possible)
- Has constant work
- Has long deadlines
- Gives clear instructions how the work should be done (gives clear, formal workorder (PO))
- Provides feedback about work quality so that the translator improves (not always needed)
- Negotiates on behalf of the translator
- Does not require invoicing (sometimes it’s a good PR point to send one anyway)
- Flexibility in deadlines (can I have another day (hours)?)
- Human touch (PM include’s their name, provide opportunities to socialize [valuable to freelancers])
- Responds promptly to translator questions
- Acknowledges the receipt of work
- Communicates in the translator’s native language
セッション4:トラック1:「機械翻訳を組み込んだ翻訳工程の最適化」CA Technologies 菊池邦昭さん、古田京子さん、株式会社東芝 鈴木博和さん、モデレータは株式会社翻訳センター 河野弘毅さん
セッション4の機械翻訳ネタは昨年も聴講したのですが、他のセッションに比べ、聴講者の層に違いを感じました(なんか、雰囲気が違う(笑))。聞きたかったMT+ポストエディットと新規翻訳でのレート差に関して、モデレータの河野さんが突っ込んで下さったのはありがたかったです。半分くらい…という回答をされていたと思います。機械翻訳導入で15〜20%のスループット向上が見られたとも言っていました。また、MT+ポストエディットで、速い人で時速500ワード程度だと言っていましたが、翻訳で見れば決して速くないと思いますね。
私の勝手な印象を言えば、成果・効果を示す事を前提とした検討結果と情報(所謂、後付けの理由)がお披露目されているんではないのか?と言う疑いを持ちました。
このセッションで一番印象的だったのは、東芝の鈴木さんのプレゼンで、機械翻訳をハサミで例えられていた点です。何をするのか、何を切るのかを理解した上で、その目的に適したハサミを使用する。機械翻訳の使い方もまさしく、それだ!と仰りたいのだと思います。昨今、メディアを賑わせている機械翻訳の誤訳問題。アインシュタイン本にせよ、東北博HPにせよ、目的に合わない機械翻訳の使用が原因であり、機械翻訳が悪い訳ではなく、使った人間がダメなだけです。それがメディアにより「機械翻訳は使えない」的な一般認識になってしまっているところは、日々、機械翻訳の技術向上に努力されている方達にとっては悲しい話だなぁと思います。開発に従事されている方の、そういう心の叫びのようなものを感じました。我々も少し考え方を変える必要があるのだと思います。機械翻訳は翻訳者の脅威になる…というような話とは別で、少なくとも機械翻訳の技術は、将来、人々の生活を豊かにする技術である事には間違いがないと思うので、そういう技術開発にはエールを送りたいものだと思うのです。
セッション2:トラック4:「これだけ知っとけ行動経済学 〜ブラック翻訳会社に騙されないヒント〜」関根マイクさん
最後に、セッション2の関根マイクさんの講演について、自分の理解の範囲で箇条書きにしますので感じ取って下さい(笑)。
そもそも、私が Twitter, Facebook, Ustream, Blog の使い方や使い分けは、関根さんの考えを私なりに咀嚼してやってきているという経緯があり、今回の講演内容はかなり刺激的で勉強になりました。(今回の講演内容には昨年9月にIJETのプレイベントで講演された内容も一部かぶっています)
行動経済学を主軸にお話をされました。翻訳者や翻訳会社の行動に照らし合わせて、翻訳者がどのように応用出来るかを話されたと思います。
だらだらとキーワードに加筆して並び連ねました。講演者さんの言葉通りでないかもしれませんので、額面半分で読んで下さい。
どちらにせよ、業界を取り巻いている環境は、インターネットやSNSの普及で大きく変化しており、その変化によって翻訳者とソースクライアントの距離が近くなってきています。そういう環境変化の中で、翻訳者として何が得意なのか?を改めて自分で分析して位置付けして、ネットと言うツールを積極的に使ってブランディングしてマーケティングする。そういうビジネスセンスも求められる時代になってきているのだと思います。自分の翻訳の価値に見合った収入を得る事は、誰しもが望む事だと思います。それを実現するひとつの手法だと思います。
※取り敢えず記事にしました。加筆・修正の可能性があります。
投稿者: Terry Saito
現職に就いて以来、ソースクライアントの「翻訳」に対する認識が低いという現状を肌身に感じる中で、以前から ATA (American Translators Association) の “Translation – Getting it Right! ~ A guide to buying translation” や 、ITI (Institute of Translation & Interpreting) の Getting it Right を見ていて、この日本語版があれば、クライアントに読ませたいのに…と考えていました。
そして、待ちに待った日本語版がこの度、公開されました。以下のリンクからダウンロードしてご活用下さい。
「翻訳で失敗しないために 〜翻訳発注の手引き〜」(JTFサイト:PDFが開きます)
この日本語版は、杉本優さん (@yunod)が主体となって作成を進められたそうです。この場を借りてお礼申し上げます。
投稿者: Terry Saito
<この記事は2012/11/23に下書きしておいた記事を加筆修正して公開したものです>
これからは個人翻訳者もブランド化の時代。
…なんて事を言うと、色々な方から反感を買いそうですが、ネットワークやSNSの普及に伴い、段々とそういうことが言える時代になりつつあるのではないかと思うのです。
翻訳会社の中では、きっと、こんな話のやり取りがされています…
「こんな案件が舞い込んで来たのですが…」
「その手の案件はAさんに任せれば大丈夫」
「これ、誰が翻訳しました?」
「Bさんだよ」
「なら、大丈夫ですね」
…こんな会話が日常的に交わされている筈です。これって、名前がある種の社内ブランド化をしていて、名前からイメージされるその方の人柄とその方の仕事全般の質を話題にしている。
当然、良いブランドイメージのところに仕事は集中する事になります。
規模と内容は違えど、これと同じ事が一般市場で起きる土壌が、ネットワークやSNSの発達で生まれつつあると思う分けです。実際に既にそういうネットワーク上でのブランド化に成功していて、今までコネクションのなかったところから仕事を得ている方も存在します。
翻訳レート低迷などの現状から「業界を底上げするためには?」という議論の中で、より正当な報酬を得ていくには「翻訳の価値が判り、正当な対価を支払ってくれるクライアント」をより多く持つ事を目指すべし…と言う話がされますが、そのためには、そういうクライアントとより多く巡り会えるチャンスを持つ必要があります。
従来のような、広告やネット情報を元に自らコンタクトしてクライアントを探すという「攻め」手法に加え、ネットワークやSNSで自らをブランド化する事で、クライアント側からコンタクトしてくれるような「待ち」の手法も、クライアントとの接触機会を増やすという意味で真剣に考えてみる価値はありそうです。
別にクライアント直コンタクトでなくても、ネットワーク上で貴方を見ている誰かが繋げてくれるケースだってあるわけです。SNSの翻訳者コミュニティによる横のつながりから、仕事に繋がっているケースも多く聞きます。
フリーランス翻訳者も、今までなかった営業ツールを手にしたと考えて、ネットワーク上のプレゼンスを意識し、SNSやブログへ発信していくことをお勧めします。