今日、東京国際フォーラムで行われたソフトバンク株式会社の第31回定期株主総会に行ってきました…と言っても、私はソフトバンクの株主ではありません。
Twitterで一般招待の募集へ応募して当選したのです。実は前回も応募したのですが、この度、念願かなっての参加となりました。私は今まで株主総会と言われるものに出た事がありませんので、人生初という事になります。
何故応募したのか?
それは、USTREAM による配信で孫正義社長のプレゼンは多く拝見していますが、現場での雰囲気はどうなのか?、USTREAMでは放送されない株主総会の質疑応答はどんな話がされているのか、一度、生で見聞きし、肌で感じてみたいと思っていたからです。
感想は、ソフトバンクの株主総会は「エンターティメント」だ、と言うこと。他は絶対にこんなやり方やこんな雰囲気ではない筈。
スティーブ・ジョブス氏のプレゼンの凄さは皆の認めるところですが、孫さんのプレゼンも素晴らしいと改めて思いました。緩急を付け、スピード感を与えた後の静寂とか、時にエモーショナルに強烈に語り掛ける。
プレゼンの上手さもあるのでしょうが、人を惹きつける何かが孫さんにはありますね。聞いているこちらが思わず涙でうるうるさせられるほど、感動させられる。株主(会場)との一体感みたいな感じもあり、なんだかとても不思議な感じを受けました。
質疑応答ではとても丁寧に誠実に返答されているのが印象的でした。「大ボラ」を潔く大ボラですと仰り、但し熱く強い想いがあると仰る。こういう所が魅力になってるのでしょう。
会場でしか感じ取れないものが多く有り、参加出来て良かったと思います。
ただ、全てが孫正義氏の能力と魅力で成り立っている様に思えてなりません。株主の質問に後継者問題が出ていましたが、孫さんの後の経営者では多分、同じスタイルにはならない。その時にソフトバンクの真価が問われるのかもしれません。
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追記6/24
一般招待で参加された人達の年齢層、性別は様々。女性も多く、また、学生さんのような若い方達も多く参加されていました。株主総会が進むに連れ、寝てしまっている若い人も見受けられました。一般参加ですので、目的は人それぞれなのでしょう。私はやはり経営数字の説明部分や事業展開の話には、興味を持って拝聴しました。