
たまには、こういう緩い話題も書いてみようかと思います。せっかく夏だし。
3つのモニターと使い分け
今の私の翻訳環境はこんな感じです。3モニター環境になって結構経ちますが、試行錯誤の末、今のかたちに落ち着いています。左右が30インチの2Kモニター、中央が27インチのFull HDモニターです。
投稿者: Terry Saito コメントする
たまには、こういう緩い話題も書いてみようかと思います。せっかく夏だし。
3つのモニターと使い分け
今の私の翻訳環境はこんな感じです。3モニター環境になって結構経ちますが、試行錯誤の末、今のかたちに落ち着いています。左右が30インチの2Kモニター、中央が27インチのFull HDモニターです。
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いよいよIJET-29が今週末に迫ってきました。
私は土曜日のセッション「デモで見せます。私の翻訳チェック〜ツールの恩返し〜」で登壇します。
今回は講演のみで、IJETには参加しません。講演が終了したら、その日のうちに帰る予定です。
セッションの配布資料が事前に公開される予定だったのですが、それがかなわなくなったそうなので、どんな話をするつもりなのかを、ざっくりとここに書いておきます。参加要否を判断する材料にしてください。
投稿者: Terry Saito コメントする
海野さんの辞書…という愛称で、翻訳者の間で愛用されている「ビジネス技術実用英語大辞典」のV6が、5月28日に発売になりました。私は前日の27日に、翻訳フォーラムシンポジウムの会場で入手しましたが、今日、やっと自分のPCへインストールしました。 続きを読む →
投稿者: Terry Saito コメントする
日々受領する翻訳案件。原稿のファイル形式にはいろいろなものがありますね。マイクロソフトオフィス製品がメインになりますが、ワード、エクセル、パワーポイント、そしてときどきPDFやHTMLなども原稿ファイルとして提供されることがあります。
そういった原稿を眺めていると、ワードで作成した方が遙かに効率的で、その後の文書管理や改訂もやりやすいだろうと思うものに出会います。例えば、翻訳者さんの間でときどき話題になるのは、エクセルシートを方眼紙のようにレイアウトして作成された文書や、パワーポイントを使って作成された文書などです。エクセルを使って規程書や仕様書を作成したものをよく見ますが、1頁が1シートになっていて、おまけに1文章が数セルにボキボキ折られて入力されている。文章の修正や追加が入れば、そのセル内の文字列を修正して行の長さを目視で合わせながら、セル間で文字をカットアンドペースト。さらに、章でも移動になるものなら、その章を他のシートへ移動して1頁の長さを揃えるために他の部分をさらに移動して、そしてさらに…といった具合に複数シートが修正の対象となったりします。また、画像を入れたいからと、わざわざパワーポイントを使って文書作成されているクライアントもいます。すべての文章がテキストボックスに入っているわけで、これも改訂が入ると大変更が必要となり、どちらも作成や改訂に「やたらと工数の掛かる」文書になります。
ワードで作成した方が効率的であるにも関わらず、エクセルやパワーポイントを使用して文書作成してしまう理由には以下のようなものがあるのでしょう。
もし、ワードの基本的な機能を知っていれば、こういった「やたら工数の掛かる」ファイル形式を選んで文書作成することもなく、ワードで作成されるのではないかと思うのです。
あるお客さんとこの件で議論をしたことがあります。将来、文書改訂があることを分かっている文書や、翻訳が必要となる文書ならば、目的に合わないエクセルやパワーポイントの使用は避けて、ワードによる文書作成がされるよう社内教育された方が良いですよとアドバイスしました。しかし、お話を伺ってみれば、企業内にマイクロソフト製品の研修制度を持っていても、エクセルやパワーポイントの研修はあってもワードの研修は無いのだそうです。このことは逆に捉えれば、企業内で文書作成や文書管理に掛かる工数(費用)を認識しておらず、また、そのことの重要性を認識していないということになります。結構、根の深い問題なのかもしれないと感じました。
企業内で文書を作成・管理する部門の方にお願いしたい。文書作成する全社員にワードの研修も是非受けさせて欲しい。もしくは受講できるワード研修を提供して欲しい。文書作成の工数が削減されるだろうし、改訂などによる管理工数も削減することでしょう。さらに翻訳に掛かる費用も安くなるはずです。是非、ご検討を。
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