昨日は、日本翻訳連盟の定時社員総会でした。総会後の基調講演で、昨年実施した業界調査の報告として個人の部の講演を担当しました。
翻訳白書の内容を基本形に、多少は自分の解釈を伝えたいと準備していたのですが、持ち時間が10分程度削られたこともあり、白書データを舐めるのが精一杯で、なんとも勿体ない講演になってしまったと感じています。
データというものは、問題意識を持っていろいろな角度から解析することで、さらなる価値が生まれ、新しい見識が得られるものだと思いますが、この業界調査で得られたデータもまったく同じことがいえると考えています。
白書に表現できていないことが、まだまだデータの中には隠されているはずです。宝の持ち腐れとならないように、そういう解析も継続して行い、何かの機会に業界へ発信することも大切な役割かもしれませんね。
なお、2017年度版翻訳白書の一般販売が開始されています。興味のある方は、以下のURLにアクセスしてください。(JTF会員は会員マイページから無料で閲覧できます。)
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